2013年4月13日 第16回WordBench大阪 春の翻訳大祭に参加しました。実際に全員で翻訳をやってみよう!とのスタイルでした。
翻訳作業は怖くない・楽しいよと、宮内隆行さんの説明が終わりました。いよいよ6チームに分かれて、実際の翻訳作業を始めました。僕たちのチームは6名で「Ultimate TinyMCE」の翻訳が担当です。どきどきの作業がスタートしました。
謝辞
全員参加型セミナーであり、また、翻訳という性質上、多くの方々のおかげで、勉強会の成果を得ました。ありがとうございます。この企画を立ち上げて頂いた幹事メンバーの皆さん、一緒に頭を悩ませたチームメンバーの皆さん。今まで翻訳を積み重ねて日本語化を進めて頂いた皆さんの成果に感謝です。
なお、一緒に考えたチームメンバーの全員の成果なので、連名でのまとめ記事を書きたいのですが、ハンドルネームか実名、どちらが良いか確認し忘れました。申し訳ないです、twitterで教えてもらえたら、記事を修正しますのでよろしくお願いします。
Poedit
Poeditを使って作業は進めました。Ultimate TinyMCEのプラグインフォルダ中の日本語化が進んでいるファイルがあります。日本語化が残っている部分を作業しました。
ファイルは「wp-content」ー「plugins」ー「ultimate-tinymce」ー「languages」の「jwl-ultimate-tinymce-ja.po」です。
ここからの作業については菱川さんのサイトがとてもわかりやすいので、そちらを参考にしていただければ幸いです。
あれっと迷った点
順調に作業でき.…ず、チームみんなで悩みながら考えながら進めました。ここが一人で勉強するのと違います。楽しいです。
カタログ更新
Poeditのカタログ更新を行ったときに、画面下に「新規」「使用しないように変更」とあるが、戸惑いました。使用しないようにというのは、プラグインのアップデートによって使われなくなった文字列のことを指しています。このことが知らなかったので、どういうこと?と悩みました。
多機能なプラグイン
多機能なプラグインでした。設定画面がいくつもあり、どの画面か?どこのキーワードなのかを探すのに手間取りました。
Poeditに、どこの場所のキーワードなのかを示す機能がないので、一つ一つ見ながら確認したので、見つけるまで時間がかかりました。ブラウザー上で検索をしてもなかなか手強かったです。
プラグインのPHPコードを全文検索したら良いとのアドバイスをもらいました。
機能を理解する
実際にどのような機能なのかを確認しないと、日本語が作れない!という翻訳の難しさを味わいました。理解できないと説明できない。当たり前ですがこれが難しい、この体験を共有できたのは一つの成果と感じています。作業には時間がかかりましたが。
kitchen sink
なにそれ?状態でした。そんな機能があるの?とか見当違いから、どんどん違う方向へ議論してしまいました。kitchen sinkの単語に振り回されました。ええ。
結局、教えてもらいました。こんな意味があるのは知りませんでした。そう、今の新しい英語(口語?)表現なので、この知識を持っておらず、文字通り言葉の壁にぶつかってしまいました。
kitchen sink:なんでもかんでも(全部)という、冗談ぽっく言う意味を含む表現
“kitchen sink”の検索結果(18 件):英辞郎 on the WEB:スペースアルク
何度も質問に答えて頂いて、本当に助かりました。東京にも繋いで質問をお願いしました。感謝です。
作者さんに提出
翻訳ファイルを作者さんに連絡して、プラグインパッケージにまとめてもらうようにします。下のサイトにその手順がわかりやすくあります。
また、今回の成果になる翻訳ファイルはGetHubにアップされています。
witchdoktor/ultimate-tinymce-languages · GitHub
まとめ
チームメンバーのみなさんと一緒に考えて行くのに、大変助かりました。おかげさまで、反省点も多くありますが、チーム作業として1つ成果ができた経験。僕は本当にありがたく感謝です。
みなさんも翻訳やってみませんか?どう感じられましたか?