今日は12月24日。そうクリスマス・イブです。なんか商業的だってブツブツ苦言を申されている様子ですが、楽しければ良いのです。笑顔が増えれば良いのです。
そんな笑顔な夜に、デジタル・ネットとリアルの”いいなぁ”って感じる「イベント」がありますから、ご紹介。 2018年版に記事をアップデートしました。
ノーラッドサンタです!
ノーラッド”NORAD”とは、アメリカ合衆国とカナダの政府が共同で運営する軍事組織です。
こちらが総力を上げて、空を飛び回るサンタクロースを追跡、
トナカイによる飛行とソリの安全な移動を支援する
上のように護衛しています。
これが「ノーラッド・トラックス・サンタ」です。
実は冷戦まっただ中の1955年から...50年以上も続くスペシャルミッションなのです。
インターネットが普及して以降は公式サイトにて、クリスマス・イヴの夜から行なっている追跡の模様を、動画を用いて中継しています。
ここ数年の傾向では日付変更線から西に飛行する場合が多く、比較的速い時間にサンタクロースが日本にやって来る場合が多く注意が必要です。
だいたい午後9時から深夜0時までの間にやってくること様子です。
お子さんに「早く寝ないとね..」とネタフリが可能ですよ。ちょっと楽できますね。
ただし、上のサイトは、英語なのです。
追跡は16時(日本時間)から開始です。
日本語で楽しむにはこちら
Googleが日本語バージョンを提供してくれています。
(サンタの画像をクリックすると、ページが移動します)
歴史
ノーラッド”NORAD”の正式名称は”北アメリカ航空宇宙防衛司令部”
24時間体制で人工衛星の状況や地球上の核ミサイルや戦略爆撃機などの動向を監視する。近年[いつ?]ではスペースデブリの監視も行われている。
via:北アメリカ航空宇宙防衛司令部 – Wikipedia
きっかけは、コロラドにある大手スーパーのシアーズ (Sears) が子供向けにサンタクロース・ホットラインを開設したときの広告に、間違えた電話番号を載せてしまったことである。その番号は偶然にも当時のCONADの司令長官へのホットラインだった[1]。子供からの電話に、ハリー・シャウプ大佐(1917年9月29日 – 2009年3月14日)が「レーダーで調べた結果、サンタが北極から南に向かった形跡がある」と回答して以来の恒例行事になったと言われる。
2018年12月追記、トランプ政権の「メキシコ国境の壁建設」を承認せず、アメリカの予算が成立しなかった様子です。予算が成立しなくても、サンタクロース追跡サービスは継続されるようです。メリークリスマス。
In the event of a government shutdown, NORAD will continue with its 63-year tradition of NORAD Tracks Santa on Dec. 24. Military personnel who conduct NORAD Tracks Santa are supported by approximately 1,500 volunteers who make the program possible each and every year. pic.twitter.com/fY0oyjrdDc
— U.S. Northern Command (@USNorthernCmd) December 21, 2018