2014年6月8日 大阪 梅田 グランフロントWordCamp Kansai 2日目 コントリビューターデイにて、プラグインをWordPress.ORG公式から公開しようチームに参加しています。
ひっそりとプラグインを作っている ものくろ です。ただ、プラグインのコードは参考サイトさんからコピーしている状態、そもそも公式から配布できるのか?配布できるとしても、どうやったら登録できるのか?
こんなあたりを知りたく、参加しました。
プラグインを公開するために知っていた方がいいこと
プラグインを公開するにあたり、知っておいた方がいいポイントを教えてもらえるました。列挙すると下のようになります。
- まずはこの説明書(プラグインの作成 – WordPress Codex 日本語版)を読む
- ここのアカウント(WordPress › WordPress Plugins)が必要なので登録する
- 公式プラグインとして公開するなら、プラグインの名前が他と違うことが条件
- プラグイン名称には固有名詞が入ってない方がいい、自分がサポートできなくなった時に他の人がメンテしやすい
- readme.txt ファイル に関してはひな形があるので参考にする
- 説明文(readme.txt)は英語の方がいいけれど、日本向けプラグインなら1行だけ英語で書いて日本語で書いてもいい
- MarkDown記法で説明文(readme.txt)は書ける
- なので、日本語はリンクで見てくださいとサイトへ誘導できる
- WordPressのテスト済みバージョンについて、新しく作ったプラグインについては「3.9」のみテスト済みでもいい
- 古いバージョンのWordPressでのテストは必須ではないけれど、テストするならローカル環境の検証でいい
ちょっと古いですが参考情報:wordpress.org にプラグインを登録した際のメモ | さくらたんどっとびーず
プラグインを公開するぞ!ああっライセンスが..
下のプラグインを公開することにチャレンジしようとしたのですが、問題が一つあることがわかりました。
それは、ライセンスの問題です。参考にしたのが下のブログの記事です。
この記事で書かれているコードを参考コピペしているので、ライセンスをきちんと確認する必要があることがわかりました。
GPLライセンスのコードならそれに従って”再配布可能”なのですが、それが確認できないのであれば公式プラグインへの登録はできないの(GPLライセンスが必須だから)です。
ではライセンスの問題をどうするのか?
この場合は2つの選択肢があることを教えてもらいました。
- ブログの作者さんに聞く
- 自分でオリジナルコードを書き直す
ブログの作者さんに問い合わせて「どんなライセンスですか?」と確認するのがGoodな様子です。GPLライセンスが確認できれば「コードはブログ作者さん、プラグインは自分の著作権」として、公式プラグインとして公開可能とのことです。
あっそうそう、GPLは改変自由・再配布可能ですが、著作権は放棄していないことに注意です。
ちなみにオリジナルコードに書き直す場合は、変数を変更したり、if文構造を変えることでいいらしい様子です。
なので、後から問い合わせ..ようと思ったら懇親会で
ブログ モンキーレンチ は キタジマタカシ さんが運営されています。
なんと、長崎からWordCamp Kansai 2014に参加されていて、懇親会で名刺交換した時に「あっこれ!」とびっくり(そういえば、なんか会場で聞けばいいやんという空気だったような..KYで恐縮です)しました。
おかげさまで、がっつりお話しさせていただきました。コードのライセンスに関しては「オリジナルコード」だから、『著作権を明記してくれたらプラグインを登録してもらってOKですよ』とありがたいお言葉をいただきました。
あとは、登録作業を進めるのみです。がんばります。