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[後編]僕たちの生活にとって、Amazonはどんな存在なのか?「あわせ買いプログラム」の騒動から考えてみた。

送料無料。

どの商品も、Amazonが発送するものなら送料無料でした。これが「あわせ買いプログラム」が始まり変化したことは事実です(今のところ限られているとはいえ)。

前編ではこの「あわせ買いプログラム」はどういうものか?を考えました。後編では僕たちの生活にとって、「あわせ買いプログラム」のメリットは?さらに便利になっていくのか?

Amazonはどんな存在なのか?を一緒に考えて行きます。

Amazonの本気?方向転換。

送料無料はやり過ぎかなと感じます。くろねこさんや飛脚さんが過労で倒れかかってるとの噂話ですし。

ココでちょっと、右斜め下からこの方向転換を見つめ直してみます。

このままでは配送がボトルネックになりある限界点をAmazonが超えたときに、配送を担当している配送会社との関係が逆転し、Amazonの思うとおりに配送出来なくなることを防ぐ意図が見えます。どうして逆転するのか?これは下の理由によります。

  • 荷物が届かなければ、Amazonからだれも買わない。
  • 巨大なAmazon、市場シェアを大きく占めている。
  • コストと利益のバランスを逸して配送業者が請け負っている問題がある、今の配送状況。

いまのAmazonのビジネスモデルは薄氷の上で成り立っており、このまま進めば大きな問題が起こるのです。問題とはなにか?

「注文しても、いつ商品が届くかわからない」

荷物が届くから買い物できる

これが起こると、今まで10年を費やしてきたAmazonの努力は水の泡です。商品を僕たち消費者に届けないと成り立たないですが、直接配送をおこなっていない(出来ない)のが今の状況です。

3つの記事に市場の見通しとAmazonの巨大さが書かれています。2001年11月1日にamazon.co.jpがスタートして、築き上げた成果です。

Amazonのゴリ押し大量物流で、佐川・日本郵政が限界に!?(2/3) | ビジネスジャーナル

2011年度の推定では、Amazonは5兆円市場のうち、10% 5000億円を占めています。ところが、ここに来てひずみが起こりつつあります。

小売りで10%のシェアは異常です。企業名の願い通りに”巨大な(世界一の流域のアマゾン川)”存在になりました。

そこがアキレス腱にもなっていると、Nob.は考えます。

Amazonがシェアをとればとるほど荷物の出荷量は増えます。荷物を処理する運送会社の存在は逆に大きくなるのです。勿論独占市場でないから企業間競争の淘汰が働くはず、、でした。巨大すぎるのが原因か、コストと利益のバランスを無視した配送状況です、これでは市場がもつ適正な調整が機能しません。

運送業界全体の限界を超えていません?。そう簡単に新規参入できる仕事ではありません。実際に荷物を届けるのです。”もの”を動かすことはとても大変なことです。

ゆうパック、ペリカン便統合に伴い配送に遅延発生。ファンケルなど通販企業の配送にも影響|ECサポーター【Eサポ】

問題点は大きく違いますが、ひとたび荷物の遅延が起こると、全配送に波及し混乱した例が上です。このとき、通販各社は大きな影響を受けました。

とある会社がもう出来ない限界だとなったときに、すぐに他の会社が受注して遅延なく配送できるのか?ここまでAmazonが巨大になってしまうと,他の会社で吸収出来ない。普通では起こらない問題に直面しています。上の佐川さんの記事がまさにです。

到着が未定で買いますか?

つまり「Amazonは販売しても荷物を出荷できない」となります。買い物したときに、レジで支払った後に「商品の入荷は未定です、かならず入荷はします キリッ。」と言われたら...となるのです。どうします?。Nob.は買うのをやめます。

翌日配送が当たり前のように届き、お急ぎ便なら、出かけて買うより速く手に入ります。しかし、運送会社のキャパシティを超えた瞬間に荷物の渋滞が起こり瞬く間に遅延発生です。一度起こった遅れを取り戻すのは、とても大変な事、三倍以上の処理でないと、遅れを取り戻せません。

そうなっても、Amazonは販売を止めれないでしょうし。かといって配達を手伝う事もできないのです。

キャスティングボートを握る

実際に物を動かすところが鍵になるのです、届かないと誰もAmazonで買い物しません。配送がキャスティングボートを握るわけです。

「あわせ買いプログラム」の方針変換は、上の様な状況に落ちる前にAmazonが手を打ってきたと考えます。方針変換は僕たちが適正な配送料金を支払い・負担することとの指摘が多いです。しかし実際には荷物の個数を減らすのが一番の目的かと。配送料金の支払いはしませんから。

梱包をあけたときに空気を運んでいる?ような荷物です。これが2つで1梱包になると、どれだけの効果があることか、なにせ扱っている数が巨大です。

収益(売上げではなく)に最小のネガティブインパクトですむように設定されているでしょうし。それをシミュレーションするデータをAmazonは十二分に持っていますから。

Amazonが勝ち進む

収益を減らさず発送荷物の個数を減らし、その結果、Amazonが配送業者より力関係が上の位置を維持することが狙いならどうなるでしょうか。この「あわせ買いプログラム」がもつ効果の大きさを感じてもらえると思います。

ただし、Amazonが配送も直接するとなると...、話は180 いや360度(元に戻る!)>>> 270度(と大きく変わる。Amazonだけでビジネスが完結するからだ。

この「あわせ買いプログラム」、amazonの自社配送が立ち上がるまでの一時的な戦略かもしれません。自社配送が軌道に乗れば、プライムは配送無料とするかもしれません。現状だとこの特典は運送会社のためになってしまいかねないのですが、自社配送なら利益になります。

便利になっていくのか?

Amazonが巨大に支配的になることに、賛否両論はあります。しかし、もうAmazonがないということは考えられず、その存在を無視できません。

「あわせ買いプログラム」に書かれているように、商品の充実がされることは一番良いことです。いまのAmazonは少額だが、他の店で扱っていない商品はあまり充実していないです。

楽天の方が多くの商品を見つけることが出来ます。楽天は一つ一つがお店として完結しているので,「あわせ買いプログラム」は出来ませんし、僕たちが買い物するときに、”楽天だから”と一律で考えるメリットが少ないのです。

ここを商品を完全にコントロールするAmazonがテコ入れするなら、買い物がさらに楽しくなります。

サービスが変化することは、マイナス面を見つけがちです。しかし、販売側からすれば改悪したときに、長期競争力が下がることは理解しています。今回の方針転換はこれから始まるAmazonの戦略では一部と理解しました。

多くの商品を知り、豊かな選択肢から買い物を楽しめるのは、とても良いことですよね。

Amazonが強い訳

あわせて前編もどうぞ

[前編]僕たちの生活にとって、Amazonはどんな存在なのか?「あわせ買いプログラム」の騒動から考えてみた。 | BOX of Pictures

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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