安心してトイレに行きたい
一人でスタバにてモバイルPCをよく使います。このとき問題になるのが、どうやってトイレに行くのか?です。友人・同僚と来ていれば「ちょ、行ってくる」の一言でOKです。
でも一人なので席を立つと、ノートPCがひとりぼっちになります。コレではどうぞご自由にお持ちくださいと言っているのと同じです。幸い日本国内では治安がいいのか?まだこの手の盗難はあまり聞きません。
でも、油断していると被害にあいます。悔しい思いをしてからでは遅いので、セキュリティワイヤー ケンジントン MicroSaver Keyed Retractable Notebook Lock 64538 を購入しました。使ってみて、これいいよ!と大満足でした。特に気に入った3つのポイントをまとめてレビューします。
3つのGood!
- ノートPCと繋げる鍵がイイ
- 持ち運びがイイ
- ケーブル長が調整でき、収納部分の輪が機能的でイイ
使ってわかった感想です。どういうことか?、詳しくみていきます。
繋げる鍵がイイ
この穴がセキュリティスロットです。Mac Book Pro です。ケンジントンが作った規格です。
はじめに鍵とパソコン本体と接触するところに注目です。丈夫なクッションゴムが取り付けてあるので、ノートPCに傷をつける心配なく使えます。
セキュリティスロットに差し込むところです。純正品、ピッタリです。Mac Book Proの場合、鍵を机に置いた高さで、スロットとT字のロック機構が合います。取り付けがとても楽にでき、変に鍵やノートPCのボディを曲げてしまうこともないです。
おそらくケンジントンの規格でこれらの位置も統一されていると思います。何事もなくスムーズに取り付け作業ができるのは純正品だからです。試していないので断言できませんが、この高さが合わない場合は取り付けも苦労します。
ロックする鍵もそのまま楽に回せます。あたり前のことですが、使ってみると、部品の大きさ・形状の設定がとてもよく考えられていると思います。南京錠をつかう製品が違うメーカーでありましたが、使い勝手がどちらがいいか?こちらが楽でイイです!(価格の差を考えても)。
取り付けたときにコネクター・スロットを塞いでしまって、隣近所に迷惑をかけることもありません。隣にあるCDスロットと絶妙な位置関係で干渉しませんでした。ということは、取り付け鍵がもう少し大きい製品なら、CDスロットと干渉する可能性が大きいことになります。
純正なので安心!確実!簡単!でした。スペック表では分かりにくい点ですが、当たり前に普通に使えるという性能がGoodです。
持ち運びがイイ
持ち運びが楽にできることで選びました。実際の感想は「予想以上に小さく・軽くてモバイルに最適」でした。iPhone4Sと大きさを比べたのが、下の写真です。
iPhoneより大きさは小さく、厚みが3倍ほどです。重さはiPhone4Sが112 g、ケンジントンが160 gですが持っただけでは違いを感じません。セキュリティワイヤーの製品のなかでは、もっともコンパクトで持ち運び易く、モバイルにピッタリです。
ケーブル長が調整できる、収納部分の輪が機能的
収納式のセキュリティワイヤーですが、使う長さだけを引っ張り出すことが出来ます。コレが便利です。ワイヤーが長すぎて机の上で邪魔になることもありません。
ワイヤーはビニールでコートされているので、机やくくりつけた家具などに傷を付ける心配もないです。遠慮なく固定することができます。このあたりの使い勝手の良さが気に入りました。
固定するときは、収納部分の鍵を保護するために輪になっている所にワイヤーを通して使います。ココの部品はプラスティックのですが、中にスチール(鉄)の部品が入っています。簡単に壊すことはできない構造です。
まとめ
一人スタバのときモバイルPCを使いながら、安心してトイレに行くためにセキュリティワイヤーをつかってみました。ワイヤーで鍵をかけるのだから、なんだか大げさで手間が掛かると、使う前は思っていました。
買ったのは ケンジントン MicroSaver Keyed Retractable Notebook Lock 64538 です。「えっこんなに手軽に簡単なの」とビックリしました。この手軽さに加えて、持ち運びのし易さ、セキュリティスロットの純正の使い勝手良さと安心感で大満足のアイテムです。
日本国内のスタバなどのカフェ・空港などなら、この2 mmのワイヤーでも盗難防止の効果が大きいと感じます。切断道具が手に入る工場、あと、盗難の考え方が違う海外では、さらに太いこちらがいいと思います。ここはリスクと効果の天秤で選ぶ必要があります。
このセキュリティワイヤーを他の人の視線で”使っている”のを見たときに、「なにもここまでしなくても誰も持って行かないのに、大げさな」と感じるかもしれません。たしかに、盗難が起こらない社会の方がいいとAlも思います。
しかし、現実に盗難事故は多くあります。あなたが席を立ったわずかな隙間にやられます。”当たり前のように堂々とノートPCを鞄に入れ、立ち去る”だけなのです。パソコンは中古市場が大きく、換金するのが簡単です。盗難被害に遭いやすいのは、高価かどうかでなく換金しやすいかです。
私はセキュリティワイヤーを使っているのを見ると、「盗難に対する意識がたかく、身を守る考えを持って、ノートPCを大切に使っている人なんだ」と感じます。