Apple + 伊勢丹 + WATCH の本気を感じる

Apple WATCH

東京も青空が見える天気の2015年4月22日です。Apple WATCH の発売日までもうすぐです。

電池が持たない?何ができるかわからない?

そうですね、でも、僕はApple WATCHには、期待しています。というのは、いままでとはまったく違う戦術をAppleは選択したと感じているからです。Appleの社名から「computer」を取り去って「Apple」に変えた意味は今回にあったのではないかと思います。

初代のAppleは「だれもがコンピューターを持つことで革命」を起こしました。ただ、その過程の競争で、会社存続の危機も体験しています。ソフトもハードもパッケージにしていたAppleと、なぜか?ソフトで勝負した Microsoft との戦いでした。

ハードもソフトもパッケージする形で、リスクを取りすぎて潰れかけたのです。今回は、逆のパターンに思えます。ハードもソフトもパッケージにしてしまうことで、紙幣の流れを変えるのが目的ではないかと思います。

Apple Pay

日本にもそう遠くないタイミングで入ってくる気がします。

Appleストアでなく伊勢丹

WATCHの販売は意外な形で進んでいます。いままではApple Storeで提案していた形を、伊勢丹さんを巻き込みました。

日本の市場に柔軟に対応した結果じゃないか?と考えています。というのは「iPhoneを使っている人 = Apple Storeに行ったことがある人」ではないからです。

携帯各社のキャリアにて、契約する人がほとんどだからです。

腕時計というポジション

腕時計は人の一等地です。腕は2つしかないし、自分にとっても、他の人からも良く見える場所です。

スマホのように「2台持ち・3台持ち」のようにバラマキ戦術は難しいです。

ここのポジションを獲ることの意味、Appleはデジタルで生活を変えるためでなく、僕たちのお金の動き(経済活動)の要になる場所を押さえたいと判断した気がします。

Appleのマップ

Appleのマップアプリが登場した時に、なぜ?Googleマップを上手く使わずに、莫大なコストを投下して自前の地図アプリを作ろうとしたのか?真意を測りかねました。

Apple WATCH のために、自分でコントロールできる地図アプリが欲しかったのだと思います。地図アプリからシームレスに Apple ID で、僕たちがお店に行って支払いができるプラットホームを作るのではないかと思います。

そのために、Apple Pay を用意してきたんだと思います。

時間の奪い合いだから

今の時代は時間の奪い合いです。だれもが「1日 24時間」という枠組みの中です。なので、時間のゼロサムゲームになりつつあります。

そこで、新しい価値として「なにをするにも時間コスト」が下がるような仕組みをつくり、そして、逆に自分たちのプラットホームに長い時間滞在するように仕組みを用意してきたのだと思います。

Googleで検索をするより、簡単にすぐに必要な情報を得る、必要な手続きや支払いが終わる。どうでしょうか?

そのために、日本の市場に合わせて、流通やマーケットを知っている伊勢丹さんと組んできたのでは?と思います。東京ではすでに、SUICAでの経済圏ができつつあります。ここに風穴をあけたいのでは?と感じます。伊勢丹さんでApple Payができるようになるのでは。

そして、iPhoneでもどうして「キャリア決済」を認めず、Apple ID での「決済のみ」にこだわっていきたのか?

その方向でおおきなカジを切り、行動を始めるのが、2015年4月24日だと思っています。

他のスマートウォッチと違うのがこの点だと思います。個人に対して何かを提供するだけでなく「僕たちの社会・経済活動にインパクトを与えるポテンシャルを持つ、コンピューター」が腕にやってきます。

そりゃ電池持ちません。

でもいいと思います。充電すればいいと思っています。腕時計も始めはゼンマイを巻いていました。その点は技術革新が追いつくでしょう。

それよりも、この革命に対して現在進行形で体験できるチャンスなのでワクワクしています。

ところで出荷いつなんですかね?

ところで、24日に届くのかなぁ?まだ、ステータスは「処理中」のままです。配送を考えると、出荷してくれないと、、24日に間に合わないのですけども。もしかしたら、ゴールデンウィーク明けの5月8日まで届かないのかなぁ。でもいいです。誤差です。はい。

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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