前の記事で紹介した、オリンパスのフットスイッチ が、 macOSでも問題なく使えることがわかり、追加で発注した2台目が届いた。
設定アプリを使っての初期設定の時は、2台同時に USB に接続すると、「設定アプリが接続できるのは1台のスイッチのみです」という内容のエラーメッセージが表示されるので、一台ずつ初期設定を行った。
初期設定を完了すれば、初期設定アプリは不要で、フットスイッチは USB キーボードとして振る舞うので、二つのフットスイッチを同時に接続しても何ら問題なく使えている。
2台のフットスイッチが足元にあることで、合計6つのスイッチを操作できる。
左足が担当しているのは、
- Google ドキュメントでの音声入力の起動ショートカット
- Cmd + Shift + S
- バックスペースキー
- グーグル Chrome の機能拡張 Voiceinの起動ショートカット
- Cmd + Shift + 9
右足が担当しているのは、
- 「。」
- エンターキー
- 「、」
これらのキーを設定している。
キーボードのキー配置を意識しており、脚指で操作するときに、戸惑わないようにしている。
少し前の記事で、Google 音声入力で「句読点、段落替え」を音声で入力できて素晴らしいと書いていたが、「、になって欲しいのに、当店」と認識されることが多かったり、段落替えがうまく反映されない時があったり、精度がいまいちの時がある。
そうすると結局手で修正する作業になってしまい、キーボードを操作した瞬間、頭の中に出来上がっている「音声入力でアウトプット」している回路が止まるというか、ちぎれてしまう感覚がある。
しかしフットスイッチを使うと、その感覚がないのだ。
非常に快適に音声入力ができている。
体を使うのは実は苦手だ。運動は成績が悪かったし、リズミカルに動くことも苦手だが、右足・左足のフットスイッチの操作はそれほど戸惑わずに行えている。
これならもっと早くから音声入力にシフトすれば、よかった。
編集作業があるので、親指シフトも重要なのだが、音声入力が快適になると大量の文章を短時間で入力ができる。
この記事も、音声入力で短時間に作成することができた。