M4もM4Proもシングルコア性能は、ほぼ同じで、Geekbench 6のストアは、3,700と3,900だ。(参考記事はこちら)
この3,700のスコアは、びっくりするぐらい高性能なスコアなのでM4でも十二分に速い、マルチコアだと差はあるが、M4でもM2 Proより速いスコアの14,000ぐらいになっている。十分な性能だ。M4 Proの下位チップ(12コア)のマルチコアは 20,000で、M3 Maxに迫るスコアだ。
ちなみに、今までメインマシンにしていた、MacPro 2019の12コアは、シングルコア 1,351 マルチコア 9,584 なので、ベンチマーク上ではあるが、どんなに進化しているか、痛感する。
そこだけなら、M4でも良いと思っていたが、
ベンチマーク以外のスペックで大きな差がある。
それがメモリの帯域幅とSSDの速度。
M4の帯域幅は120 Gbpsだが、M4 Proはそれを大きく上回る273 Gbpsのメモリ帯域幅を持ち、LPDDR5Xメモリのクロック速度も速い。この差は大きい。
SSDの速度は、M4のWrite値が約2,000MB/s、Read値が約2,800MB/s(これでも十二分に速い)だが、M4 ProのWrite値が約4,200MB/s、Read値が約5,000MB/sと速く、魅力だ。
appleのMac miniのページにある「M4 M4Proチップについてtら詳しく」の中に、AI文字起こし(MacWhisperにおける、より高速なオンデバイスAI音声テキスト変換)の比較がある。
M1 Mac miniを基準にすると、M4は約2倍の処理速度、M4 Pro(ここは上位の14コアのチップ)では約3倍の処理速度であることが読み解ける(凄さをアピールするために、intel Core i7を基準に書いてあるため、実感がわかりにくいので、M1基準に換算した)
文字起こしは、毎日のように使うし、今後は、動画の作業も増やす予定、そんな感じなので、M4チップより余裕のある12コアのM4 Proをチョイスした。