習慣のベクトルをすこし変えてみる?その勇気を得られる29のエッセンス -サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法- 立花岳志

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好きなことだけして食っていく。刺激的なタイトル、「コノヤロウ」と思わせる表紙。

月間160万PV(ざっくりいうと160万回読まれている)ブログを運営し、作家でもある立花岳志さんがこの春に出版された「サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法

読後に感じたキーワードはこれらでした。

  • やりたいこと
  • 生き方
  • 時間
  • 習慣
  • サラリーマンか?フリーランスか?
  • ブログ
  • シンクロニシティ
  • 直観
  • 誠実さ

6つのセクション

29の方法が一つずつセッションとして書かれており、それらから6セッションに感じるものがありました。

  • 01 現実や常識よりも価値のあることを考えよう。
  • 07 「本当に自分がやるべきことなのか」を考える。
  • 09 自分を縛りつけるグループから離れる。
  • 16 人の役に立つことを考えていれば、お金は稼げる。
  • 24 ついも三日ぼうずな自分は「素晴らしい」。
  • 27 人生には何度も、冒険すべきときがある。

去年(2013年)2days ワークショップに参加した

ものくろ は去年(2013年)6月1日・2日に大阪で開催された「人生を劇的に変える2days ワークショップ」に参加しています。詳しくは下の記事をよろしくお願いします。

ワークショップ誕生秘話については、シンクロニシティの体験としてセクション27の中で語られています。

清水の舞台から飛び降りるのでなく、一歩一歩ということを

参加費が10万と高価で、当時、当然そんな余裕はありませんでした。

「このワークショップに参加すること、これからの生きていく方向、なぜ今でないといけないのか?」を母親に説明・説得して参加費を工面しました。

ものくろも平凡なサラリーマンでしたが、35歳に人生”強制リセット”となり、人生の再スタートする?どうする?えっ?やめる?という状態でした。

『人生を変えたい!』想いはあるのですが、どうすればいいのか分からない日々でした。そんな中、ヒントを手に入れる!と、ちょうど1年前の朝に緊張してワークショップ会場で着席していました。

”人生を変えるために、清水の舞台を飛び降る”そんな心境でした。

その時にこの本が出版されていたら...人生を劇的に変えるのは、”大きな行動”でなく”一歩一歩”であるとイメージを持ってワークショップに望めたかもしれません。一年前はそれぐらい勘違いしていました。

ワークショップで得たことがびっしりこの本には詰まっています。ワークショップが違う点は『同志と切磋琢磨する繋がり』を得られたことですね。

好きなことだけをして

この言葉は難しいです。『好きなこと=何もしなくてもいい』ではないから。

セクション01に書かれているように、今は自分の意思で選択することが必要な時代、それを避けると生き方自体が見えなくなってしまう時代です。だから、好きなこと『だけ』を見つける力が必要と感じます。

習慣で変われるのか?

この問いかけ。一つ変わりました。机の上を整理する習慣を形にできました。いままでは下のようなむちゃくちゃでした。

机を整理してもすぐに物があふれていました。整理する習慣を作るために、机の上の配置から見直しました。そう、整理のスタート地点から見直すことで、整理の習慣が身に付きました。

『習慣は気にしないままやることが多い』

立花さんも指摘されています。習慣は物事の結果という面もあります。習慣の変化は人生の変化を呼ぶ可能性があるのかもしれないです。

習慣はブラスとマイナスの二種類があります。

先の机を例にすると、机の配置を見直して整理整頓するのが”プラス”の習慣と、散らかるままになんとか整理しようと努力するのが”マイナス”の習慣になります。

日々の習慣のベクトルを変化させる

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212ページにて、三日坊主について書かれています。

5日目に再び実行することです。

1日できなくても、3日できたブラスを見るようにすると、この方法でいいのか?改善のアイディアも湧いきます。これが人生を変えるポイントかも知れません。

習慣を継続することでなく、習慣化ができるように考えていくエッセンスが詰まった一冊です。

サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法
サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法

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