動画、久しぶりに撮ってみました。
「撮るぞ」と気合を入れた途端に腰が重くなるやつ。僕のボトルネックはいつも“音”。
結論からお伝えすると、DJI Mic MiniをiPhoneと相性よく使うには、アプリ選びとバッテリー管理、そして充電方法の理解がカギでした。
この記事でわかること
- 結論: 標準カメラアプリではBluetooth接続のマイクの音は拾わない。録音アプリは選ぶべし。自分はProtakeをチョイス。
- 実体験の解: プチプチノイズは“バッテリー残量”が犯人の可能性大。まず満充電。
- 機材の勘所: Mic Mini送信機は本体単体でUSB-C充電不可。充電は付属クレードル(ケース)経由。
- 運用のコツ: レシーバー運用とBluetooth直結、使い分けが気持ちいい。
体験談:標準カメラがマイクを見てくれない問題
昨日Amazonセールで思わず買ったDJI Mic Mini。

BluetoothでiPhoneに接続……までは順調。ところが、標準カメラアプリやFinal Cut Cameraだと、外部Bluetoothマイクの音を拾ってくれない仕様で、、、なんでやねん。
「じゃあ何で録るの?」で辿り着いたのが、映像アプリのProtake(プロテイク)。これだと外部マイクとして認識してくれて、しっかり収音できました。まずは“どのアプリがマイクを掴めるか”を確認するのが近道です。
プチプチノイズの正体は…バッテリー
初回テストで「プチ、プチ…」と嫌なノイズ。焦りつつ原因切り分け。送信機の電池残量が10%以下だったんですよね。フル充電して再テストしたところ、ノイズは解消。ふぅ。
- ポイント: ワイヤレスは電圧が不安定になると途端に破綻します。まず満充電で。

Mic Miniの“充電のクセ”を知る
Mic Mini(送信機)は本体にUSB-Cポートがありません。つまり、充電は付属の充電クレードル(ケース)に“載せて”行う方式です。ここ、最初につまずきがち。
- ケースを紛失すると充電手段がなくなります。運用上はケース必携。
- 2台セットの場合はケース内で自動ペアリング&充電できてラク。
2台セット+レシーバー運用 vs Bluetooth直結
僕は元々、送信機2台+レシーバーのセットを持っています。ケースを“パカッ”と開けると、送信機×2とレシーバー。レシーバーをUSB-C(または別売のLightningアダプタ)でiPhoneに挿せば、標準カメラでも音が入ります。
ただし、スマホケースによっては端子が干渉して挿しづらい問題がありました。これが“撮るのが億劫”の元凶の一つ。レシーバーをカメラに挿す一手間が意外と重いんですよね。
ペアリングはボタンを長押しで
ペアリングモードのライト点灯の様子
一方、Bluetooth直結なら挿す手間ゼロ。アプリさえ合えばすぐ録れます。僕の運用はこう分けました:
- 気楽に一本撮る日: Bluetooth直結+Protake。編集最小で即アップ。
- 確実に失敗できない日: レシーバーを挿して標準カメラ。電源・物理配線で堅実に。
iPhoneだけで“撮って出し”したい人のチェックリスト
- 電池: 送信機は必ず満充電(ケースで充電)。10%以下はNG。
- アプリ: Protakeなど“外部マイク選択可”なアプリを用意。
- 風対策: ウィンドジャマー(もふもふ)を装着。屋外は必須。
- 距離: 送信機は口元から20–30cm。擦れ音に注意。
- モニター: 可能ならテスト収録
よくあるつまずきと対処
- 外部マイクを掴まない: アプリ側の入力設定を確認。標準カメラにこだわらない。
- プチプチ/ザラつき: まず満充電。次にBluetooth再接続。最終手段はレシーバー運用。
- 装着が外れる: マグネット固定は服の厚みで保持力低下。位置と向きを再調整。
それでも“気楽さ”が一番の価値
正直、レシーバーを毎回挿すのは面倒で、使う頻度が落ちました。Bluetooth直結+対応アプリに切り替えたら、撮る回数が増える。僕にとっては、ここが最大のメリットでした。気楽に撮れる=アウトプットが増える。なんだかんだ、これが一番“役に立つ”。
まとめ
- 結論: Mic Miniは“アプリ選び+満充電”でiPhone運用が安定。気楽さ最優先ならBluetooth直結、取りこぼし厳禁ならレシーバー。
- 注意: 送信機はケース充電前提。ケースは絶対なくさない。
- 次の一歩: まずProtake等でテスト→ノイズなしを確認→そのまま撮って出し。
お試しください。今日も良い収録を。
注記(基本仕様の補足)
- Mic Mini送信機はBluetoothでスマホに直接接続可能です。安定性やレイテンシは、専用2.4GHzレシーバー接続の方が有利な場面があります。
- 最新機能や安定性のため、ファームウェア更新はDJIアプリからの適用を推奨します。