先日、紹介しました親指シフトに良い感じのキーボード 3R-KCKB02UBK。 紹介記事に多くのアクセスを貰っています。感謝です。関心のある方が多いことも理解しました。
自称)キーボードマニア (タッチタイプは遅いけど)なら行っとけ。いつやるの今でしょ!っと夢にまで出てきたので、買って半日ほど使ってみました。
親指シフトを愛している僕が幸せになれるのか?を確かめました。 Windows7ではやまぷきR、Mac MountainLionではKeyRemap4MacBook + PcKeyboardHackの環境です。Win8は持っておらず未検証です。ごめんなさい。
3つにまとめました。
- どんなキーボードなの?
- 親指シフト配列
- キータッチ
同じ価格クラスのiBUFFALO フルキーボード PS/2接続 日本語 112キー ブラック BSKBP02BKと比較しました。
3R-KCKB02UBK
比べてみました。まずはパッケージ。
本体は少し大きいです。
キーピッチは19mmですが、3Rのキートップが心持ち広いです。
手が大きめの僕にはありがたいです。
スペックは公表されていません。物差しと指の感覚でこんなぐらいかな?との数値を出しました。バッファローはこちらのデータを参考にしました。
メーカー | 3R | バッファロー |
キー数 | 109 | 109 |
キー | メンブレン | メンブレン |
キー | メンブレン | メンブレン |
キーストローク | 3.5? 4.0 mm | 2.5 mm |
押加圧 | 60g ぐらい ? | 60g ぐらい? |
親指シフト B割れ
これです。Bキーを通り過ぎ、スペースキーに肩身の狭い思いをさせるほど大きな変換キー。Bスプリットです。行き過ぎてますが。
どうでしょうか?親指シフト専用キーボードと一緒ですよ!
勝手な想像ですが、設計はATOKな人か親指シフトな人かではないでしょうか?。
キータッチ
バッファローの製品とはキーストロークが違うはずですが、この違いはあまり気になりません。共にメンブレンです。
キータッチは底打ち感がイマイチです。バッファローのとほぼ同じキータッチと感じました。もちろん価格を考慮すると良いキーボードとは思います。
弱点はキーが重いことですね。覚悟はしていましたが、1時間ほどの入力が限界かもしれません。同時打鍵なのでキーが重いのはしんどいです。
まとめ
先日紹介したB割れキーボードを買って使ってみました。この3Rさんのキーボード配列は親指シフトに最適です。ただしキーが重く1時間ほどの入力が限界かもしれません。
この3R-KCKB02UBKキーボードはそれでも試す価値があると思います。理由は3つあります。
- この値段で「B」「N」と同じ位置に左・右親指キーが配列されている、親指シフト(NICOLA配列)の良さを確認できる。
- 親指シフトを始めようかと思うと、相談を受けたときにこの値段なら勧められるし、この配列なら親指の負担も少ないです。NICOLA伝道師の布教活動に最適!
- 配列は最高なんですが、キーの重さがつらいです。35 gなら軽くていいよね。いままでは我慢できていたFMV-KB232が気になって夢にでてきたり、毎晩 アクセスさんのサイトを見てしまって、うっかり左指が重くなってマウスを2回叩いてしまいそうになって、以下略。
あぅ、3つ目はメリットでないかもしれませんが、僕のようにワープロのオアシスも、ネイティブ親指シフトキーボードも使ったことが無い場合、本当の親指シフトを知らないのか!と考えてしまいました。
680円の3Rさんのキーボードがきっかけで気づきました。どうしよう、いつかは欲しいけど、HHKBの小ささも捨てられないです。難しい。
結論としては、親指シフト化キットが欲しいです。これがでると信じてHHKBを買ったんです。お願いです、作ってください。