USB 接続キーボードのキーカスタマイズを自由自在にできるツール「かえうち」の新しいバージョンがリリースされました。
今回のファームウェア 2.2 へのバージョンアップは、Apple Magic Keyboardへの対応です。待ち望んでいました。
Apple Magic Keyboardは、Bluetooth 接続だけでなく、ライトニングケーブルにて USB 接続すると有線でもキーボード入力できます。
そこで、かえうちを使って、iPadProに接続して、親指シフトタイピングを行おうとしたのですが、cmdキーなどの修飾キーが、なぜか認識されず使えないトラブルに悩んでいました。
かえうちのユーザーサポートフォーラムにも、トラブル報告を投稿していたのですが、なかなか原因が特定できないとのことで、Apple Magic Keyboardを実用レベルでは使えない状態でした。
チャンスが訪れたのは、2018年6月上旬に開催されたHHKB ユーザーミートアップ vol.2 with 東プレに参加したことです。
かえうちの開発者である、うぇぶしまさんにお会いできました。
困っていたApple Magic Keyboardの話題を相談したところ、うぇぶしまさんの手元には、実機がなく検証環境がないことが問題の解決へのハードルとなっていることがわかりました。
じゃあということで、私の手元にあったApple Magic Keyboardを無理やり宅急便で送ってしまう勢いで、お貸しすることになりました。
Apple Magic Keyboardは、一般的なキーボードとは違う、Apple独自?な動作をしていることが判明したそうです。
その特別な挙動をするApple Magic Keyboardへ対策を行なったのが、今回のかえうちファームウェア2.2 のアップデートリリース。
お貸ししていたマジックキーボードは、宅急便さんの手によって私の家に向かって移動中です。手元に帰り次第、早速新しいファームウェアで設定して、使ってみます。
iPad Proでスラスラ親指シフトがタイピングできる、そう思うとワクワクしています。
アップデートに感謝です。