普段は親指シフトのタイピングにてキーボードから文章を綴っていますが、こちらの記事は、iPhoneアプリ「音声認識装置」を使って、音声入力でブログ記事を書くということにトライしてみました。
記事をゼロから書き出して編集し、ブログにて公開するまでの必要だった時間は、親指シフトのキーボードタイピングとほぼ同じ、約50分ほど、時間は速くなるという点はなかったのですが、頭の思考から伝えたい文章の原型を作る段階の音声入力は可能性を感じました。
iPhoneアプリ「音声認識装置」を実際に使ってわかった点を整理すると見えた4つのポイント
- 予想以上に音声入力は快適
- 音声入力のままだと(残念ながら)読み易い文章にはならない
- 句読点の入力に慣れというか、難があります
- 頭の中にあるアイデアを限らいた時間で、文字して固定化するには音声入力は非常に優れている
タイピングに比べて、音声入力にて話しかけていく方が速くテンポよいリズムでテキスト化できました。これらの中で頭に浮かんだ言葉やアイディアが消えることなく、どんどん口から発音することで、テキストデータとして固定化できる点は魅力を感じました。ただし、読みやすい形への編集・校正作業は必須であることも同時にわかりました。
音声入力中に文章が見えない
残念なのは、話しかけているリアルタイムでは、入力中の文章が見えません。音声入力している最中に、その直前に声にした言葉を確認することができません。普段はPCのモニターを見ながら、その前に書いた直前の段落や数段落前の文章を確認しながら、言葉を綴っています。
音声入力を行いながら、思考を整理する訓練ができていないためか?未整理なままの思考がテキストになっています。また、同音異義語の変換はやはり難しいようです。とはいえ、話した本人がチェックすればすぐに修正できます。
「まる」「てん」と発音する句読点の入力に慣れていない
現時点では、句読点が入力するために「まる」「てん」と発音をすると、思考が分断されてしまう感覚です。これが意外と難しく感じています。慣れていないためだと思うのですが、思考を分断してしまいます。
頭のアイデアや思考が蒸発せずにテキストにできるのは魅力
とはいえ、頭に浮かんだ思考やアイデアが消える(例えるなら、蒸発するかのように)ことなく、言葉に記録できるメリットはとても大きく、これからも併用していこうと思います。この記事も元原稿は音声入力のテキストからまとめています。
最後に、音声入力アプリで作成したテキストのスクリーンショットを掲載しています。どれぐらい口述している音声をテキスト化できているか?編集作業はどれぐらいなのか?ぜひ見比べてください。
この原稿を元に編集したの記事はこちらです。
音声入力のiPhoneアプリはこちらです。