YouTubeなどの動画を保存したい時、怪しいWebサイトや広告だらけの変換ツールを使っていませんか?
実は、エンジニアや動画通の間で「最強」と言われているのが、コマンドラインツール「yt-dlp」なんですよね。
広告なし・完全無料で、画質劣化なし(4K/8Kにも対応)、しかも高速。YouTubeだけでなく、TwitterやTwitchなども対応している、そんな感じ。
「黒い画面(ターミナル)を使うのは難しそう…」と思うかもしれないけど、一度設定してしまえばWebツールより圧倒的に簡単なんです。今回はMacとWindows両方のインストール方法から、実用的なコマンドまで書いていく。
yt-dlp とは?
もともと有名だった youtube-dl というツールの後継版(進化版)。開発が非常に活発で、YouTubeの仕様変更にもすぐに対応してくれるため、現在最も信頼できるツールだと思う。
インストール方法
Macの場合
Macユーザーは、パッケージ管理ツール「Homebrew」を使えば一発。
ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行する。
bash
brew install yt-dlp
これで完了。
Windowsの場合
Windowsでも、最近は「Winget」という標準機能で簡単にインストールできる。
PowerShell(またはコマンドプロンプト)を開いて、以下のコマンドを実行。
bash
winget install yt-dlp
これで完了。
重要なポイント(共通)
高画質動画(1080p以上)と音声を結合するために、ffmpeg というツールも必要になることが多い。
Macなら brew install ffmpeg、Windowsなら winget install Gyan.FFmpeg で入れておく。
これを入れておかないと「画質が最高にならない」「音が出ない」ことがあるので、セットで入れておくのがオススメ。
基本的な使い方
使い方はシンプル。ターミナル(PowerShell)に yt-dlp と入力し、スペースを空けて URL を貼るだけ。
bash
yt-dlp "https://www.youtube.com/watch?v=動画ID"
URLは「””」(ダブルクォーテーション)で囲むのがエラーを防ぐコツ。
これだけで、その動画の最高画質・最高音質を自動で選んでダウンロードしてくれる。
よく使う便利コマンド集(コピペOK)
yt-dlp の真骨頂はオプション指定。よく使うパターンを辞書代わりにどうぞ。
音声だけ保存したい(MP3変換)
Music Videoやラジオ動画などをスマホで聴きたい時に便利。
bash
yt-dlp -x --audio-format mp3 "URL"
-x は音声のみ抽出、–audio-format mp3 でMP3形式に変換(m4aなども指定できる)。
字幕を保存したい
英語学習や要約に便利なんですよね。
bash
yt-dlp --write-auto-sub --sub-lang ja --skip-download "URL"
–write-auto-sub で自動生成字幕を取得(手動字幕がある場合は –write-sub)、–sub-lang ja で日本語を指定(enなら英語)、–skip-download で動画本体はダウンロードしない(字幕ファイルだけ保存)という感じ。
mp4形式で保存したい
WebM形式などで落ちてくるとiPhoneで見づらい場合などに。
bash
yt-dlp --merge-output-format mp4 "URL"
再生リストを丸ごと保存
URLにプレイリストのアドレスを指定するだけ。
bash
yt-dlp "https://www.youtube.com/playlist?list=リストID"
動画の数だけ時間がかかるので、そこは注意。
MacとWindowsの違いはある?
基本的にコマンドは共通。Macで覚えたコマンドはWindowsでもそのまま使える。
唯一の違いは「ファイルの保存場所」の表記くらい。
Macは /Users/name/Movies/… で、
Windowsは C:\Users\name\Videos… という感じ。
どちらのOSでも、ターミナルを開いた場所(カレントディレクトリ)にファイルが保存される。cd コマンドで保存したいフォルダに移動してから実行するのが基本。
まとめ:一度覚えると戻れない
Web上の変換サイトは、ウイルス広告のリスクがあったり、画質が悪かったり、時間がかかったりする。
yt-dlp は、最初は「黒い画面」に抵抗があるかもしれないけど、「コマンド一発で最高画質が手に入る」快感を知ると、もう他のツールには戻れない。
最近では、この yt-dlp をAI(Claudeなど)に組み込んで、ローカル環境で動画要約をさせるなどの高度な使い方も注目されている。ぜひ導入してみてください。







