Claude Code Remote Controlがリリースされて、Macの前から解放された話
2026年2月25日、AnthropicからClaude Codeの新機能「Remote Control」がリリースされました。
ひと言で言うと、Macのターミナルで動いているClaude Codeのセッションを、スマホやタブレット、別のブラウザから操作できるようになった、という機能です。
ポイントは、クラウドではなく自分のMac上でコードが動き続けること。スマホはあくまで「リモコン」として、ローカルセッションに指示を送る仕組みになっています。
Claude Codeを使い倒している僕にとって衝撃でした
Claude Codeは2025年のリリース初期から使い倒していまして、このRemote Controlの登場は衝撃でした。
僕のClaude Code活用は、単なるコーディングにとどまりません。
たとえば、ブログ記事の執筆。自分の過去記事をフォルダに集めてClaude Codeに分析させ、文体や価値観をスキルファイルにまとめて、「私らしい」文章を提案してくれるようになります。
この仕組みを作ったとき、AIとの協業の可能性が一気に広がった感覚がありました。
あとは、クライアント様のWordPressサイト制作のお仕事や、IoTシステム(Raspberry Pi+Firebase)の提案など、技術的に複雑なプロジェクトでもClaude Codeが大活躍してくれています。
今までより、一人でできる範囲がグッと広がった感覚です。
最近はAgentも有効化して、複数のAIエージェントを並列で動かしています。そのおかげで、Proプランではトークンが足りず、100ドルのMaxプランで使っています。
ただ、ひとつだけ不便なことがありました
Claude Codeを動かしている間、Macの前に張り付く必要がある、という点です。
たとえば、40ファイル以上にわたるリファクタリングをClaude Codeに任せたとき。処理中に「ここの権限を許可してよいですか?」と聞かれるたびにMacに戻らないといけない。散歩に出たくても、コーヒーを淹れに行くのすら躊躇します。
Remote Controlは、まさにこの問題を解決してくれました。
Remote Controlのセットアップ方法
必要な環境
Remote Controlを使うには、Claude Code v2.1.52以降と、Claude ProまたはMaxサブスクリプションが必要になります。(リリース当初はMax限定でしたが、現在はProプランにも対応しています。)
で、ここが大事なんですけど、Claude Codeのインストール方法によっては、Remote Controlが動作しないことがあります。僕はまさにこれにハマりました。
起動手順…のはずが、いきなりエラー
ターミナルでの操作はシンプル、のはずでした。
claude remote-control
意気揚々とこのコマンドを打った瞬間、返ってきたのがこれです。
Session failed: /opt/homebrew/Cellar/node/25.1.0_1/bin/node: bad option: --sdk-url
Node.js v25とClaude Codeの互換性問題でした。
Homebrewで入れたNode.js v25が、Claude Code内部で使われる--sdk-urlフラグを認識できないというエラーです。Remote Controlはリリースされたばかりの機能なので、こういうことは起こり得ます。
解決策:ネイティブインストーラーに切り替え
調べてみると、現在のClaude CodeにはNode.jsに依存しないネイティブインストーラーが用意されています。これに切り替えるのが最も確実な解決方法でした。
# 既存のnpm版をアンインストール
npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code
# ネイティブインストーラーでインストール
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
Homebrew cask でもインストールできます。
brew install --cask claude-code
僕はネイティブインストーラーを選びました。再度claude remote-controlを実行すると、今度は無事にQRコードが表示されました。
同じエラーで困っている方へ。HomebrewでNode.jsを入れている場合、Node.js v25とClaude Codeの組み合わせでこの問題が発生する可能性があります。ネイティブインストーラーへの移行をおすすめします。Node.jsへの依存がなくなるので、今後のバージョンアップでも互換性の心配がなくなります。
なお、すでにClaude Codeのセッション中であれば、/remote-control(省略形は/rc)コマンドでもRemote Controlを起動できます。こちらは現在の会話履歴を引き継いだままリモート接続できるので便利です。
スマホからの接続
QRコードが表示されたら、iPhoneからの接続は簡単です。表示されたQRコードをiPhoneのカメラでスキャン。
もしくは、Claude Codeに表示されるURLをiPhoneで開くことで、直接セッションが開きます。
Claudeアプリのセッションリストにも、コンピュータアイコンと緑のドット付きでリモートコントロールセッションが表示されるので、そこをタップしてもOKです。
接続後は、iPhoneからメッセージを送ればそのままローカルのClaude Codeセッションに指示が届きます。
ターミナル側とiPhone側で会話が同期されるので、どちらからでも操作できます。


セキュリティ面について
まだ、色々と制約もある様子ですが、セキュリティ面では安心して接続できるようです。
https://code.claude.com/docs/en/security
通信はAnthropicのAPI経由でTLS暗号化されていて、通常のローカルClaude Codeセッションと同じデータが流れます。接続には複数の短寿命・限定スコープの認証情報が使われていて、それぞれが特定の用途に限定され、個別に期限切れになります。万が一1つの認証情報が漏洩しても影響範囲を最小限に抑える設計になっている、とのことです。
まとめ:Claude Code Remote Controlは「働き方を変える」機能
Claude Code Remote Controlは、単なる便利機能ではなく、AIと人間の協業スタイルそのものを変える可能性を秘めていると感じています。
Macの前に座る時間を減らし、移動中や隙間時間にAIへの指示を出せる。これは特に、僕のように複数の事業を並行して進めている経営者にとって、時間の使い方を根本から見直すきっかけになります。
Claude Code Remote Controlは、まだResearch Preview。荒削りな部分もあります。でも、この延長線上にある未来は、間違いなくワクワクするものです。





