32bitのXPと比べて、Windows XP 64bitは64bitCPUの実力を発揮できるメリットがあります。動作速度が優れる理由です。さらに大きな違いがあります。
GUID パーティション テーブル (GPT) の読み書きができます(システムブートは不可)。32bitのXPは読み書きできません(特殊なドライバーを使えば可能ですが、OSの機能としては読み書きできません)。
最近はGUID パーティション テーブル (GPT) のHDDが多くなってきています。VISTAや7より軽快な動作のXP 64bitは使えるOSです。
64bitのXPですが、マルウェアの攻撃を無視することはできません。アンチウィルスソフトをインストールしようと思いました。ところが予想外でした、知りませんでした。ほとんどのアンチウィルスソフトが動作しないのです。
もしかして動くソフトがない?
どのアンチウィルスソフトが動くのか?を一覧にまとめました。少ないアンチウィルスソフトの中から選ぶ、参考にしてください。比較的入手しやすく対応しているアンチウィルスソフトは以下の2つです。フリーが1つ、市販製品が1つです。
- カスペルスキー アンチウイルス 2012
- avast! Free Antivirus
これほど少ないとは!。これが正直な感想です。今回はavast! Free Antivirus を使うことにしました。
フレッツを使っているので、フレッツセキュリティ対策ツールを使う予定でしたが、非対応でした、残念です。また、Microsoft Security Essentialsが非対応なのはビックリでした。ノートン先生もウィルスバスターも非対応です。それほど嫌わなくても、、と思うのですが。市場規模が狭いと判断されているのでしょうか?
64ビットでもマルウェア対策を
Windows XP 64bit では、アンチウィルスソフト(日本語対応では)が2つしか選べないことがわかりました。もうちょっと対応ソフトが多いだろうと思っていました。フリーで使えるavast! Free Antivirusがあったのはありがたいことでした。フリーソフトでは不安が残るならば、 カスペルスキー アンチウイルス 2012 が使えます。
対応ソフトが2つのみだから、ウィルスの被害に遭いにくいと思うのは危険でしょう。残念ですが、64ビットであってもアンチウィルス対策は必ず必要です。対策をきちんと行って、マルウェアの攻撃と被害から、パソコンを守りましょう。
>>参考:Windows x64 Edition まとめ wiki 64bitアプリケーション情報