配送追跡機能をカスタマイズしたい
WooCommerceに、有料プラグイン Japanized For WooCommerce Pro を組み合わせると、お客様に送信するメールに配送追跡の情報を載せることができる。
あらかじめ、
- クロネコヤマト
- 佐川急便
- 日本郵便
これらの3つが設定済みだ。
しかし、オンラインショップによっては、異なる配送会社さんを利用することをある。
管理画面から、配送会社さんをカスタマイズする項目はないが、フックを使ってカスタマイズすることできる。
2つのフックでカスタマイズできる
Japanized For WooCommerce Pro プラグインのソースコードを確認したところ、
- jp4wc_tracking_url
- jp4wc_tracking_fields
これら2つのフックが用意されていることがわかった。これらのフックを利用して、子テーマのfunctions.phpにコードを書くことで、カスタマイズできる。
なお、プラグインのコードを直接書き換えるカスタマイズは行わない。アップデートでカスタマイズしたコードが、上書きされ消えてしまうからだ。
フックのコード
hoge と hogehoge の2つの配送会社に変更する場合のフックは以下の通り。
jp4wc_tracking_url フック
urlは、配送追跡ページのURLを設定する。
jp4wc_tracking_fields フック
実際にカスタマイズした例
実際に、西濃運輸1社のみに変更したコードはこちら。
ブログコーチ ものくろの一言
ご依頼いただいているオンラインショッピングサイト構築の作業を、雨が降る天候を眺めながら進めた1日だった。
オンラインショッピングサイトは、WordPress + WooCommerce を使った形だ。有料プラグイン Japanized For WooCommerce Proも組み合わせており、このプラグインを使うと、配送伝票ナンバーを管理画面から入力し、お客様に配送追跡の情報を提供できる。
この追跡情報は、あらかじめクロネコヤマトさん、佐川急便さん、日本郵便さんの3つがセットされているが、それ以外の配送会社さんにカスタマイズする必要があり、PHPコードを書いた1日だった。