2011年から自宅で利用しているフレッツ光のインターネット回線の契約を4年ぶりに見直しました。
そもそものきっかけは、今の契約(フレッツ光 マンションタイプ + OCN)にて、夜間の通信速度に不満がありました。OCNに問い合わせたところ「速度低下が起こりうる混雑状況」と回答を得ていましたし。
追記 : 宅内の工事が必要ということ、また、工事が終わるまで、光電話は廃止できないことがわかりました。
契約変更前の状況
2011年6月にフレッツ光マンションタイプ、プロバイダーをOCNで利用スタート。なんか気がつけば「もっともっと割」が設定されていました。なんか、そう言えば電話で「お得だから」って言われて、契約に足した記憶が。
- フレッツ光マンション プレミアムタイプ
- 自宅へは電話線にて回線が来ている(VDSL方式)
- フレッツ光電話も契約
- プロバイダーはOCN
- もっともっと割が設定中、解除できるタイミングではない
- 実は契約者名義は母親なので、なにかと変更するのが大変
こんな感じです。
So-net
どうしてSo-netを?選んだのかですが、こんなあたりが理由です。
- NURO 光 という高速なサービスを提供できていることから、基礎体力(通信速度が維持されている)があるだろうと推測(根拠なしです)
- 他のプロバイダーより、ちょっぴり毎月費用が数百円のコストが高め。そのため、契約者数が多くなりすぎることからの、回線混雑が起こりにくいと「勝手」に判断
- ポストペットがかわいい
- 申し込み・相談 電話窓口が 21時までOK
実は最後の理由が大きな要因です。21時まで電話窓口が開いているから、契約者の母親と一緒のタイミングで電話で契約できました。
気になるポイント
- 今回のようなフレッツ回線の契約変更(光コラボレーション事業者への転用)では「もっともっと割」の違約金は不要
- 転用のシステムがわかりにくい(参考 : NTT東日本 | 光コラボレーション事業者様が提供する、光アクセスサービスへの移行(転用)のお手続き | 各種お手続き | サポート | フレッツ光)
- ひかり電話を使い続けるなら、NTTとそこだけ契約が残る
- あれ?NTTから借りているVDSLモデムとCTUはどうなる?
ちゅうか、NTT、、どうしてこんなややこしいことを、、というのが本音です。もっと簡単にインターネットを使えるようにしてください。面倒くさすぎるし、電話でしか、疑問を聞けないし。縦割りで窓口(以下、略)
わからないから、電話窓口で聞きながら、進めました
わからないことだらけです。はい。なので、電話窓口で相談しながら、契約を進めました。
ひかり電話
これがくせ者でして、光コラボレーション事業者へ引き継ぎしてしまうと、次に事業者が変わるタイミングで電話番号を引き継げないそうです。今後、問題になると思います。
もっとも、個人だと固定電話が必要なの?ということもありまして、家族と相談して、固定電話は不要だということで、わが家はこのタイミングで廃止することにしました。
この場合、NTTに廃止を申し出る必要があるらしく、明日以降に電話窓口で廃止申請しようと思います。
2015年5月28日追記です。
転用を申し込みすると、So-netへ移行完了するまで、廃止申請ができないことが、わかりました。とりあえず、ネット環境の移行を優先して、ひかり電話は後から解約することにしました。
あと、フレッツ光で使えているウィルスチェックサービスも止まる
ウィルスチェックサービス(NTTの東と西で商品名が違うの、やめて欲しいです。どうしてこんなに縄張り争いしてるんだろう、、)も利用ができなくなります。
フレッツもいろいろとあるようで
フレッツ光 プレミアムの回線契約では、この光コラボレーション事業者へ転用ができないらしく、フレッツ光ネクストに変更する必要があるそうです。工事代金はたぶん不要(きちんと確認して、後日連絡ある予定)とのことです。
VDSLモデムとかCTUとかは
フレッツ光プレミアムからネクストに変わることで、VDSLモデムやCTUは機械が変更になるらしいです。なお、この機器レンタル料は、料金に含まれているそうです。
いざ、契約、その前に必要な「転用承諾番号」
いざ、契約を進めるとなり必要だったのが「転用承諾番号」です。
こちらのサイトから取得できます。
- NTT東日本 | 光コラボレーション事業者様が提供する、光アクセスサービスへの移行(転用)のお手続き | 各種お手続き | サポート | フレッツ光
- 転用のお手続き(光コラボレーションモデルへの移行)│フレッツ光公式│NTT西日本
- フレッツ光の契約書にあるかいせん番号
- 料金を支払っている金融機関の情報
など、かなり多くの情報が必要です。はじめは、回線番号を打ち間違って「転用許諾番号が発行できません」と表示されました。打ち間違いに注意です。
正しく入力できると、次の画面で「転用承諾番号」が表示されます。これをSo-netさんの電話窓口へ伝えました。
切り替わるまでトータル2週間必要
今回のような場合(フレッツ光の種類変更も必要)だと、この種類切り替えに1週間、そして、回線とプロバイダーの切り替えに、もう1週間ほど必要という案内でした。So-netさんの場合、1週間以内に接続情報(IDやパスワード)の案内がA4サイズの大きな封筒で届くとのことでした。
追記 2015年5月28日、宅内工事が必要となり、開通が遅くなることが決定しました。工事は二週間後ぐらいからでないと、空きがないために、都合がつくのが6月16日になっちゃいました。とほほ。
So-netさんの支払いはクレジットカードでないと、手数料が必要
銀行振込だと 毎回 200円の手数料が必要となるそうでして、クレジットカードでの支払いとしました。
ここの情報を電話窓口で伝える時は、契約者本人であることが条件となるので、契約者本人(母親)に電話を渡して、手続きをすすめてもらいました。後日の郵送でも手続きできるそうですが、面倒なので、電話で行いました。
自宅での工事はあるそうです
(記事公開後、修正しています)
もともとの案内では、工事不要と聞いていましたが、申し込み翌日(2015年5月28日)に電話連絡がありまして、我が家のアパートの場合、フレッツ プレミアムで電話線(VDSL)で、回線が入ってきているのですが、これが フレッツひかり隼ネクストにする必要があるそうで、光ファイバーに切り替えが必要となり、宅内工事が必要となりました。
IPv6は?
気になるiPv6の対応について確認しましたが、大阪エリアはフレッツ(NTT)側の対応待ちとなっており、So-netとしてはまだ提供できない、とのことでした。
フレッツの仕組みが、本当に世界標準から外れていて、iPv6が使えないってどういうこと?となるわけです。インターネットの世界でも孤島になっていくわけでして、実際に問題になっています。Googleは警笛を鳴らしてくれていたのに、、。
参考 :
- フォールバックの問題について | ホワイトペーパー | JPNE | 日本ネットワークイネイブラー株式会社
- Geekなぺーじ:World IPv6 LaunchとNTT IPv6閉域網を巡る駆け引き – DNSでのAAAAフィルタ
ちなみに、facebookだけ表示が遅くなる、gmailだけ反応が極端に悪いも、このフォールバック問題が起因しています。
技術的な問題点より、制度設計というか縄張り争い的な問題点なので、本当に困ります。
割引制度
20ヶ月縛りの割引制度「So-net長割」があります。更新月以外の解約は 7,500円の違約解除金が必要な契約ですが、これで月々 500円割引、そして、初年度は100円、一年ごとに50円の割引が加算される割引制度があります。
こういう割引制度はなくしてくれたほうがいいんですけど、、ね。もっと明朗会計でお願いします。
さらに、電話窓口で契約してくれた場合の特別な割引が今(平成27年5月27日)ならあるのでと、案内されました。「So-net長割」を契約して、月々、初年度は3,300円、2年目からは3,950円になる予定です。あと、初期費用として 1,800円が必要とのことでした。
最後に
プロバイダーを変更しようと考えて、数ヶ月、やっと変更手続きをできました。なんか、光コラボレーション事業者という制度で、ややこしくって、なかなか変更しようとなれませんでしたが、これで回線が遅すぎるOCNから、さようならできます。
何のためのNTT東と西の分割だったのか?ますます謎に感じます。東日本と西日本で微妙に違うから、面倒くさくなっただけのような気がします。
さて、これからの切り替え、スムースに進むことができるのか?期待とちょっぴり不安もありつつ、手続きを終えることができました。