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親指シフトに切り替えてもうすぐ2年。HHKBを購入したのがスタート地点

親指シフトに切り替えてから、もうすぐ2年になります。日本語を入力するのに親指シフトタイピングを使うようになって、楽に日本語を綴れるようになったと感じます。

というか、親指シフトユーザーになって、人生が変わりました。

親指シフトについて詳しくはこちら2つをご覧ください

  • 【寄稿】親指シフトってなに? かな入力・ローマ字入力とも違う「指がしゃべる」入力方式 | yossense → http://yossense.com/oyayubi-shift/
  • 親指シフトだと、タイピングが速くなって速く文章がかけるのか?それよりも『楽にタイピングできる』ことの大切さを伝えたい → https://mono96.jp/?p=23534

ありがたいことに、親指シフト入力は専用ワープロ(オアシス)だけでなく、WindowsもMacもOSを選ばずに使える状態になっています。

人生が変わる衝撃

  • ブログを毎日書いているのに、なぜか日本語(ローマ字)のタイピングが上手にできない
  • キーボードを見てタイピングしていて、タッチタイピングが出来ていなかった
  • タイピングが作業効率のボトルネックになっており、他の効率を上げても改善できないと予想

文章を速く書きたいという単純な願望でした。2年前に親指シフトタイピングを始めたきっかけです。

それと、個人的な事情ですが、当時は双極性障害の薬を服用していました。この副作用で「手の震え」が止まらない体験がありました。ショックでした。文字が書けないことが。あと、印鑑も押せなくなりました。

1990年にワープロを使い始めた時から、親指シフトという言葉は知っていましたが、文字入力はローマ字入力で行えばいいと盲進しており、作家さんなどスペシャリストな職業の方が向け特殊な入力方式と思い込んでいました。

親指シフトをもっと前から使っていれば良かった

たまたまの出会い

そんな中、ブログからの発信を頑張りたいのに、、、という悶々とした気持ちの時に、たまたまテレビのニュースで「親指シフトのタイピング」が数十秒ほど流れていました。

当時、パソコン遠隔操作事件の報道にて「約250字の予告文を書き込むのに要した時間がわずか2秒」に対する検証にて、日本語をもっもとスムーズにタイピングできるであろう親指シフトの流れるようなタイピングを見ました。もっとも2秒で250文字なんて無理という趣旨でした。

PC遠隔操作事件については → 250字の書き込みに2秒 疑問抱くも放置 ― スポニチ Sponichi Annex 社会 – http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/10/21/kiji/K20121021004376190.html

タッチタイピングを身につける苦労はどちらも一緒と考えた

『ローマ字のタッチタイピングを覚えるのも、新しい親指シフトのタッチタイピングを覚えるのも習得コストは一緒だとすれば、テレビで見たスムーズなタイピングの親指シフトをやってみるのも悪くない。』

そう考えました。人生の歯車を変えることになるとは思っていませんでしたけど。

習得コストは同じ。効果は絶大な親指シフト

ただ、飽きっぽい性格なので、『キーボードは買おう』と思いました。Macで専用キーボードが使えるのかわからなかったということで、親指シフト専用でなく『HHKB』を購入しました。

キーボード選び

これから始められる方に、親指シフト専用キーボードは必要でないと思っています。これまでJISキーボードを使っておられると思います。

JIS日本語配列が必要

専用キーボードはスペースキーの配置が異なります。あと、申し訳ないですが、持ち歩きできるタイプのキーは押すのに重く力が必要です。親指シフトタイピングと相性が悪いのです。使ってみましたが、、いまいちでした。

いままでの日本語 JISキーボードでも大丈夫です。それを支えるのが orzレイアウトです。

ただし、一つだけ条件を満たすキーボードを選んでください。 JISキー配列であること、そして、キーが軽いことです。

JISキー配列

親指シフトタイピングでは『左手・右手の親指キー』が必要となります。

JISキー配列のスペースの左右にあるキー(Windowsだと 無変換・変換、Macだと英数・かな)を使って、必要となる『左手・右手の親指キー』機能を実現します。ところが、USキー配列の場合、親指で操作できる位置には長いスペースキーしか存在しません。

ですので、JIS日本語配列キーボードであることが必要な条件となります。ローマ字タイピングではUSキー配列を使っている場合もあると思いますが、日本語JIS配列が必要です。下のリンクはキーボードを購入した体験が書かれています。

キーが軽いこと。大切です。

キーを押すのに 45gより軽い(値が小さい)キーボードをおすすめします。この重さを押下圧と言います。理由は同時打鍵という親指シフトタイピング独特の動作をラクチンに行うためです。

キーが軽いことが必要 HHKBならすぱらしい

同時打鍵については下のリンクをご覧ください。

  • タイピングの手の形を詳しく見てみました。ゆで卵を持つように手を丸めて・優しく → https://mono96.jp/?p=16154

例えば黒軸という重いキー(押下圧 60 g)を使って親指シフトタイピングしたこともあります。手にかかる疲労が多くて、つらかったです。

黒軸についてはこちら → http://www.jeroblo.com/2010/09/08/cherry-mx-switch/

キーが軽いキーボードとなると、、なかなか数が少なく、HHKBか東プレの2万円クラスになりますが、キーボードに投資すると確実に作業効率が改善されますので、おすすめです。

とはいっても予算が、、ということもありますので2つご紹介します。

毎日使うからHHKB Proをオススメ

HHKB lite という少しだけお手頃価格なキーボードがありますが、これはHHKB Proとは似ているのですが、キータッチは全く異なります。HHKBの特殊なキー配列が試せるキーボードという位置づけです。結局、あとからProを買うことになりますので、ご注意ください。

いや、だって実際にものくろは買い換えましたから。あと、3,000円から4,000円クラスで満足できるキーボードを探していたら、10個以上ものキーボードを買っています。安物買いのなんとかです。

おすすめは HHKB Proです。すぱらしいです。

HHKBキーボードは価格以上の価値

2年前にHHKB Pro type-sを購入したのですが、3万円もするキーボードです。清水の舞台から飛び降りました。そんな感覚でポチッとクリックしたのですが、これが大正解でした。

静音モデルとの価格差は音NGな場所で使うか?という点

静音のtype-Sでも満足できますが、キータッチはProの方がGoodです。約5,000円の価格差はキータッチの質感向上ではなく、静かなキータイプが必要な方向けです。図書館・ネットカフェで使える静かなキーボードです。

なにより、後からもう一枚、同じHHKBキーボードを購入して『ディアルキーボード』に拡張できます。

ディアルキーボード

肩こりの悩みが消えました。

ディアルキーボード その2

親指シフトタイピングからキーボードに話がズレてしまいました。笑。そして親指シフトユーザーとして2年経って強く思うのが『もっと前から親指シフトを使っていればよかった。大学生の時にローマ字でタイピングしていた時間がもったいなく不憫』なのです。ということで、この話題で次回も続きます。

次回予告

次回は親指シフトタイピングなら赤軸・青軸・それとも茶軸と、キーボードのお話です。

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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