文章の見直しは大変ですよね、どのようにしていますか?
文章や報告書を作り見直すこと(校正)は誰もが大変に感じると思います。
- 「です・ます」「である」調が混ざっていないか?
- 表現の揺らぎがないか?
- 句読点の打ち間違いは?
- 括弧の付け忘れは?
これらの間違いを見つけようとしても見つからなかったり、もう大丈夫だと思っていたら、プリントアウト中に二重の句読点が見つかります。いやプリント中ならまだいいのかもしれません。提出するその瞬間に誤字脱字を見つけ、渡さないとどうしようもないけど、渡すわけにもいかないし、、、という経験。
皆さんも一度や二度ありませんか?
文章の見直し(校正)を手伝ってくれる友人がいます
下の文章の中に、単純な間違いが1つあります。
書いた僕はこの文章を5回読み直しています。目が充血ぐらいです(笑。なのに見つけられませんでした。あとで紹介する方法をしらなければ、この記事の間違いを僕一人では永遠に見つけることができなかったと思います。校正するに文章を寝かしておく方法が有名です。書いてから時間をおいて読み直す方法です。これはいい方法です。でも時間をおいておくことができない場合はどうでしょう?。この時にいちばん良い方法は、友人・同僚に助けてもらうことだと思います。
書いた本人は文章の意味を理解しています。理解していないと書けないからです。でも理解しているので文章のちょっとした間違いに気づきにくくなります。さらに書いたのだから間違っていないという変な思い込みもあります。他の人が見ると簡単な間違いが見えなくなるのです。
友人・同僚に恵まれている人はいつでも校正をお願いできるでしょう。でも明日の朝一番に部長(怖い人厳しい人)に提出(期限厳守)しないといけない場合もあると思います。夜中の一時に校正を頼める友人は少ないですよね。彼女・奥さんでもきびしいと思います。
孤独と戦いながら、朝の6時まで読み直して校正するのが良いのでしょうか?。いいえ、これはやっても寝不足でしんどいだけですね。途中から集中力もなくなるでしょうし。これならいっそのこと、朝6時まで寝て読み直す方が何倍も良いと思います(寝過ごすと最後ですが)。
書いた本人ではなかなか見つけられないのが文章の単純ミスです。もしパソコンに校正作業をお願いできたらどうでしょう。相手はパソコンです。お礼の缶コーヒーを友人に渡すことも、ケーキを彼女・奥さんに買って帰る必要がないのです。(必要がなくてもケーキは買って帰りましょう!)。
Just Right!4
そんなパソコンのソフトあるの?と疑問ですよね。一太郎で有名なあの会社から発売されています。しかもひっそりと。一太郎とバンドルして宣伝すればいいと思うのですけど。もっと注目されていいと思います。あっでもメジャーになると「文章の間違いがない・仕事ができる人の秘密」がばれますね。それも困りますね。
このソフトはもともとプロ用です。編集者や記者さん向けなんですね。でも使えるソフトは活用した方がいいですよね。「なんでこんな単純間違いを気づかなかったんだー!」と一日凹むのは辛いです。その思いをしなくて済むならどうでしょうか?
このソフトです。(Windowsソフトです。Mac OSXでは動作しません。)でも買ってまで必要なソフトかどうか判断できないですよね。
WEBサイトで試用できる!
試用版はありませんが(サイトにリンクは有るのですが、ダウンロード出来ません)、サイトで試しに使うことができます。ユーザー登録がいります。(会社名も必須なのですが、個人でも大丈夫でしょう。実際に個人で使うんですから。)
ユーザー登録が終われば、すぐに使えます。
Mac OSX LionのFirefoxでアクセスしたら、エラーメッセージが表示されました。
「対応していないWebブラウザです。 正しく動作しないかもしれませんが、続行しますか?」
実際は問題無く動作しました。
50回までの使用制限がありますね。お試し期間に、原稿全部をこれでチェックされることを防ぐためでしょう。それぐらい優秀なんです。
この記事全文を試しました。四角の入力枠にはエディタから貼り付けました。2000文字までの入力に対応しています。
確認できるのは、文体チェック・表記ゆれ・括弧チェック・3つです。設定項目は下の5つから選べます。「仕様書」でテストしました。
- 仕様書
- 契約書
- ビジネス文書
- 公用文
- すべての指摘機能
指摘部分は色分けされた蛍光マーカー表示でわかりやすいです。
文体チェック
文体チェックはサイトの設定が「だ・である」調だったので、その調子で書いている文章も確認しました。バッチリです。文章中のメーカーの説明文だけが「です・ます」調です。この部分をきちんと指摘してくれます。
句読点の確認で見つかったのが、はじめの間違い探しのところです。
ら抜きやひらがなの長さ制限もきちんと指摘されます。
表記ゆれ
表記ゆれは2カ所の間違いがありました。それ以外も指摘はありましたが、意図的な場所でした。かんたんに再確認できました。
「忙しい」と「いそがしい」
「優しい」と「やさしい」
この指摘は脱帽です。まず気づかないですよね。
括弧チェック
括弧チェックの指摘は、0個でした。
感想
「である」や句読点ミスが一目瞭然で驚きました。表現方法を意図的に変えた部分を表現の揺らぎチェックで指摘されました。もう一度、この表現で良いのか?校正するのに大助かりでした。
文章のプロと友達になると、校正をいつでも頼めます。
それなりの予算が必要なソフトですが、それ以上の価値があると思います。仕様書・契約書など間違いが許されない文書に対して、安心して取り組めるようになる効果はとても大きいです。単純な間違いがなくなり、文章の品質がとてもよくなります。読んでいる人は内容もさることながら、誤字脱字・表現のゆれも文章の大きな判断材料にしています。
まるで、人に頼んで赤ペンで校正を入れてもらったようでした。しかもこのソフトは一太郎のジャストシステムです(Windowsソフトです)。校正を頼んだ人は文章のプロなのです。その人と一緒に文章を見直せるソフトです。この機会に友人になっていつでも文章を見てもらえる関係になってみませんか?
もちろんこの文書も試用サイトでチェック済みです。安心してサイトにアップできました。
正解
ここです。