遠隔制御不正プログラムで逮捕されないために!パケット警察が発表

誤認逮捕

遠隔制御で掲示板に犯罪行為を書き込む不正アクセスを行うプログラムについて、連日報道されています。パソコンを使っている身としては、いつ自分が被害者(ある意味、加害者)になってもおかしくないわけです。

しかも、今回は誤認逮捕まで起こりました。まったく身に覚えがなくても、逮捕されてしまったわけです。これを防ぐために素晴らしいソフトが、ソフトイーサーからWindows向けとして緊急リリースされました。もちろん無料です。

パケット警察

「パケット警察」です。フリーウェアです。動作環境はIPv4 ・ IPv6 両対応。

対応OSは、Windows 98, 98 SE, ME,NT 4.0, 2000, XP, Server 2003, Vista, Server 2008, 7, Server 2008 R2, 8, Server 2012 (32 bit / 64 bit 両方) です。windows98から対応しているのが凄い点です。

まだまだ、windows98も使われています。しかも、セキュリティパッチの配布が終わっています。不正プログラムで攻撃し、不正アクセスの踏み台にするにはピッタリです。その盲点を補おう!とのソフトイーサーさんの意気込みを感じます。

一度インストールするとパソコンを常時監視して、通信・ソフトウェア起動の記録を行います。遠隔操作ウイルスによって、犯罪者にリモート操作され不正アクセスの「踏み台」にされた場合に、記録したログファイルから、ウイルスの起動、犯人の通信記録が残ります。これで、無実を証明できるソフトです。

Windows Vista / 7 / 8では、OSのUAC (ユーザーアカウント制御) によって、リモートからこのパケット警察のログへアクセスし、消去・改ざんを行うことはかなり難しくなっています。

このログファイルを証拠として提出すれば、不正アクセスを問われた誤認逮捕を避けられるわけです。

IPアドレス

誤認逮捕がなぜ起こったのか?報道情報によると、IPアドレスからの不正アクセスの書き込み元を特定し、かつ、マルウェアも検出されなかったからと言われています。今回は不正プログラムそのものも消去されるように作られていたようです。

不正アクセスの「踏み台」にされると、IPアドレスは踏み台にされたPCのものになります。これが誤認逮捕の遠因なようです。なので、IPアドレスではない、何か別の無実を証明するデータを準備しておかないといけないわけです。それにピッタリなソフトがパケット警察なのです。

セキュリティ対策におすすめ!

ソフトダウンロード

「パケット警察 for Windows」 – トップページ

フリーソフトです。

インストール方法

パケット警察をインストール、通信ログを確保!誤認逮捕は勘弁な人へ | BOX of Pictures

インストールについて詳細な説明です!

警察庁の注意喚起

警察庁セキュリティポータルサイト@police

セキュリティ対策で最低限するべきことが書かれているのみです。

遠隔制御不正プログラムに対しての、情報は見あたりませんでした。もちろん、ここに書かれていることはやっていて当たり前のセキュリティ対策です。
(「軽視」、「しなくて良い」という意見ではありません)。

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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