ブログを独自SSL対応して見えてきたこと。 問題点はリンク変更、SNSのシェア数などはリセットされる。

ブログを独自SSL(https)対応しました。実際にやってみて初めて見えることもたくさんあります。

やってみて一番感じたのが「モバイル対応」の流れとよく似ているということです。今(2016年1月)のタイミングですと、まだ対応しなくても大丈夫なのですが、将来的には多分避けて通れなくなるだろうという感覚です。

どうして、このタイミングだったのか?というと、偶然でした。いつかSSL対応も考えていく必要があるだろうけど、今すぐでなくていいだろう」と思っていました。

たまたま、このfacebookの記事にアクセス集中があり、今までのサーバーでは快適に見てもらうことができなくなり、待ったなしで、もっと能力のあるサーバーへブログを移転する必要に迫られました。

結果として、Sixcoreさんの共有サーバーs1プランから、網元AMIさんのマネージドプラン t2.smallプランへ移行しまして、こちらだと、SSL証明書が月額1,000円の追加費用で利用できます。これなら、、ということで、思いつき、直感だけで、SSL対応しました。

SSL対応を行うと、リンクが変わります。リダイレクトできるのですが、SNSのシェア数などはリセットされます。

今回、ドメインも長かった monochrome-photo.info から mono96.jp へ変更しました。これに伴いリンクのカウントが無効になるなら、、SSL対応も、それが動機でした。

ところが、SSLの対応を実際にやってみると、「今後これは必要」と感じました。SEO的に有利というわけではないです。Googleさんの文章を読むと、httpとhttpsに同じ記事がある場合は、重複としないし、httpsを優先的に扱うということです。あくまで「同じ記事」についてです。

そして、もう一つ無視できないことがあります。

SSL(https)のWebサイトへ埋め込まれる表示は当然、PC・スマートフォン アプリからWebサイトを表示する場合も、SSLの通信が求められ始めています。

わかりやすい例がこちらです。facebookページには、Webページを埋め込み・表示してくれる機能があります。

facebookがSSLなので、SSL対応していないと、埋め込むことができません。このようにSSLじゃないと表示できないというケースが増える予感がします。もっとも著者の直感ですが、、。

Webに関わって20年、このブログを運営して7年、その経験値が「対応しておいた方がいい」と感じさせられました。

5年後・10年後もどんな形であれ、発信は継続していきます。そのためにSSL対応しました。

仕事のメインサイト(ものくろキャンプ)もSSL対応を考えていかないと、と思っています。ただ、サーバーがヘテムルさんなので、年間コスト18,000円ですね。今年前半に計画的に変更しようと思います。

対応を終わったタイミングで、AWSがSSL無料提供というニュースや、ChromeがSSLページの表示速度を速くする技術のニュースもあります。

SSL対応は、手間が必要ですし、このブログもまだ、外部からhttpのまま埋め込んでいる記事の修正がたくさん残っていまして、めんどくさいですし、何よりリンク変わってしまって、短期的にはメリットは少なく、デメリットばかり目に付きます。

ただ、長期的にメリットが大きくなると思います。もしメリットが少なくても、SSL対応のやり方を身につけられたので、仕事では役立ちそうです。

今回、独自ドメインを長いフレーズから変更することが同時だったので、独自SSL対応したというのが本音なのですが、今後、この流れが増えることは予測できて、仕事でのご相談もあるので、実際に自分のサイトでテストケースとして、やってみました。やってみて「情報発信を長い視点で活用していくことを考えている人、仕事にブログを活用している人・ブログで人生を切り開いている人」はSSL対応は、計画的に進めた方がいいと思いますし、少なくとも「やるか?やらないか?」を考える必要があるタイミングと感じました。

あっそれと、大切なこととして、技術的に理解してから、移行することも必要と感じました。

SSL対応に参考となった記事はこちらです。

感謝です。

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

プロフィールはこちら

10月14日開催 参加者募集中
(画像をタップ→詳細へ)

ミッションナビゲート モニター
(画像をタップ→詳細へ)

広告