親指シフトタイピングのスタートをサポートしていますと、質問で多いのが「ホームポジションの指をどうやって位置決めしているのか」ということです。
特に、右手をズラすorzレイアウトを導入する場合に「ポッチ」が無いの戸惑うのですよね。ものくろも、orzレイアウトを作ったタイミングだと「右手のポッチが無いので、作ってしまおうか」という記事を書いています。
結論からお伝えすると「親指シフトタイピングでのホームポジション位置決めは人差し指ではない」のです。
おそらくこの記事を読まれている皆さんは「何を言っているんだ」と感じられるかと思います。でも、そうなんです。
人差し指から薬指、そして、小指の4つの指がホームポジションのキートップに、しかも、一つのキートップに一つの指がきちんと対応して乗るのですが、あくまで、結果的になのです。
指をホームポジションに持っていく意識での、位置決めをしていません。では、どうやって位置を決めるのか?なんですが、これは次のような仕組みになっています。
親指を親指キーの位置に合わせます。すると、自然と、人差し指から小指の4つの指がホームポジションにやって来るのです。
orzレイアウトの場合は、左親指はスペースキー、右親指はWindowsは 変換キー・Macは かなキーとなります。左右の親指が自然な位置にあると、結果的に、ホームポジションに4つの指がやってくるのです。
とはいえ、親指シフトをスタートしたばかりのタイミングでは、人差し指を基準にしてしまう気持ちもわかります。スタートして1カ月ぐらいの間は特にです。そんな時は、右手の人差し指に来る「Kキー」にマスキングテープを少し貼っておくだけで、ずいぶん楽になります。そして、親指キーが自然と位置決めできるようになれば、マスキングテープを剥がしちゃいましょう。
- 親指シフト orzレイアウトのホームポジションキートップの印がほしい! : ものくろぼっくす → https://mono96.jp/archives/11079