先日、「づつ」なのか「ずつ」なのか、ブログ記事を書いていて、送り仮名の表記に迷うと相談がありました。感覚的に、無意識に選んでしまいがちな日本語の表記ですが、ルールが決められています。
もちろん、文学作品などを中心に、表現の自由ということで、ルールを無視して書くことも大切です。ただ、知っていた上でルールを無視するのと、知らないで表現を綴るのであれば、知っておいた上がいいかなと考えています。
この送り仮名などの日本語の表記については「現代かなづかい」として、1946年(昭和21年)11月に内閣訓令として定められています。
国語を書きあらわす上に、従来のかなづかいは、はなはだ複雑であつて、使用上の困難が大きい。
それまでの複雑な表記を整理したようです。
もっとも上のWebページを読んでも、正直わかりにくいのが本音です。そんな時に役立つ書籍を見つけました。
80ページのコンパクトな内容に、ブログの記事を書く上で役立つ知識が詰まった一冊です。
- 文体
- 現代かなづかいの注意点
- 送りかなのつけ方
- 外来語の表記
- 数字の表記
- 単位の表し方
- 句読点の表記
など、知っていると、文章を書く時に、あれ?どうすればいいのかな?と迷わずに、筆を進めることができます。
そして、マイクロソフトのWordを使い、表記の点検・チェックをスムースに行う方法も紹介されています。