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ブログという「自分のログ」をネットに残す価値 ── SNSは流れる、ブログは残る

ブログ、なんとなく更新が止まっている。書いても大して読まれないし、SNSでよくない? そう思うこと、ありませんか?

先に書いておくと、僕はいまこそ「自分のログをブログに残しておくこと」の価値が上がっていると感じています。誰かに読ませるためだけじゃない。未来の自分のための記録として、ブログはじわじわ効いてくるんです。

この記事では、僕が実際に「残しておいてよかった」と思った小さな出来事を通して、その話をします。

コケ玉を、いつ買ったか覚えていますか

Kitchen Beeにコケ玉があります。

これ、いつ買ったのか、僕はもう覚えていませんでした。でもブログで検索したら一発。2022年9月でした。

「へえ、もう4年近く前か」と。しかも当時の記事の写真を見たら、いまはなくなっている飾りの紐が、ちゃんと写っている。「あれ、こんな紐あったんや。いつのまに消えたんやろ」と、自分で書いた記録に自分で驚くわけです。

正直に言うと、この記事、誰かの役に立つ情報ではありません。検索需要もほぼゼロ。

でも、自分にとっては立派なログなんですね。「4年前はこんなに元気だったんだ」「まだ4年なのか、もう4年なのか」。そういう時間の手触りが、一行の記録から戻ってくる。

「買い替えました」の一行が、10年後を助ける

もうひとつ。最近、プロジェクターを買い替えました。

こういうの、つい「あとで書こう」で終わりがちですよね。でも僕は、なるべく「買い替えました」の一行だけでも残すようにしています。

なぜかというと、10年後の自分が確実に助かるから。

「あれ、このプロジェクター、いつ買ったっけ?」

家電が壊れたとき、保証を確認したいとき、買い替えのタイミングを考えるとき。この「いつ買ったか」って、意外と思い出せないんです。でもブログに一行あれば、検索して終わり。

大げさな記事にしなくていいんです。「◯◯を買いました。理由はこれこれ」。それだけで、未来の自分へのメモになります。

SNSは流れる、ブログは残る

「それ、SNSでよくない?」と思われるかもしれません。

でも、ここがポイントで、SNSは流れて消えていくんです。

ネットのやりとりを眺めていると、何年も前のブログ記事のURLが、ぱっと検索で引っ張り出される場面に出くわします。それだけブログは検索に強くて、記録として長く生き続ける。

SNSだと、これがやりにくい。

投稿したそばからタイムラインを流れていって、3日も経てば自分でも見つけられなくなる。「あの時なんて書いたっけ」を掘り返すのが、ものすごく大変なんですね。

ブログは、書いた瞬間から検索できる資産になります。

SNSは楽しいけれど、残す用途には向いていない。ここは、はっきり違います。

気楽に書いていい。それが本来のブログ

思うんです。ブログって、もともとは「個人がやっていることを、ただ書く場所」でした。

それがいつからか、アフィリエイトで稼ごうとか、SEOを意識しなきゃとか、そういう話が中心になって、なんだか書くのが大げさになってしまった。

関西でいう「ぎょうぎょうしい」感じですね。

でも、こうやってライトに書いていると、意外と読まれる記事も出てきます。しっかり書く記事と、気楽に書く記事。この二つを使い分けたらいいだけなんです。

  • しっかり書く記事 → 誰かの悩みを解決する、まとまった記事
  • ライトに書く記事 → 自分のログ。コケ玉、買い替え、その日思ったこと

どちらも、あなたのブログの財産になります。

そして、書いておくと「AIに使える」

もうひとつ、最近すごく実感していることがあります。

書きためた記事は、そのままAIの“材料”になるんです。

たとえば僕は、AIに記事の下書きを書かせるとき、過去に書いた自分の記事を読ませています。すると、僕の言葉づかいのクセを学んで、「ものくろっぽい文章」で書いてくれる。ゼロから書かせると他人行儀な文章になりますが、自分のログがあると、ちゃんと自分の文体になるんですね。

これは文章だけの話じゃありません。

「この一年で行った美術館、記事から拾ってまとめて」「まだ単独で書いてない話題を教えて」。そんなお願いも、記事という元データがあるからこそAIが答えられる。過去の自分の記録が、そのままAIへの入力になるわけです。

ここが大事なところで、記事を持っている人は、AI時代にものすごく有利なんです。これから発信をはじめる人には、この「元データ」がありません。

「AIのために記事を書く」んじゃないんです。

「これまで書いてきた記事があるから、AIをもっと活かせる」

順番が逆、というのがポイントです。

だから、いま書いておく一行は、未来の自分を助けるだけじゃなく、未来のAIに手伝ってもらうための材料にもなります。

残しておいて、損はありません。

まとめ

  • ブログは「未来の自分」を助けるログになる(コケ玉が2022年9月、プロジェクターがいつ買い替えか、一行でわかる)
  • SNSは流れて消える。ブログは検索できる資産として残る
  • 大げさに書かなくていい。「買いました」の一行から
  • しっかり記事とライト記事を使い分ければいい
  • 書きためた記事は、そのままAIの材料になる。記事を持つ人はAI時代に有利

書きたいけど手が止まっている方こそ、まずは今日あったことを一行、残してみてください。未来のあなたが、きっと助かります。

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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