2022年追記しました。
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親指シフトのタイピングをiPadで実現したアプリ「N+Note for NICOLA」。
使って3日目です。まだ、キーボードと同じようなタイピングではないですし、フリック入力の方が速いかも、、そんな感じです。
でも、『喋るようにタイピングできる』『指が話す感覚でディスプレーに文字が現れる』という、親指シフトの一番大きい特徴・メリットは十二分に感じました。
この感覚に取り憑かれて、親指シフトがさらに多くの人に愛される存在になればいいなと日々考えています。
そして夢があります。親指シフトの夢です。
それは小学校教育で『親指シフト』を知る機会を作ることです。小学校でバリバリのタイピングをマスターするのが目的でなく、『親指シフト』という入力方式があることを知ってもらいたいのです。
親指シフトって何?とならず、日本語を日本語で考えて日本語としてタイピングできる方法があることを知っておくチャンスを作りたいのです。
稀に英文をタイピングすることがあります。「英語圏の人たちはなんて楽にタイピングしているんだ」と痛感します。長年、日本語変換のせいだと思っていました。
ところが親指シフトを始めて気づきました。英文のタイピングが日本語より楽に感じるのは、日本語変換があるためでなく、日本語の音をローマ字に分解しているからだと。
例えば、
watashiha kyonenn oyayubishifutowo hajimemashta hajmeno2syuukanha hontounitaihendekurushiku turaimonodeshita demo keizokuhatikaranaridesu 1nenntattaima bunsyouwokaukotogahontunirakuninarimashita
上の文章はとても読みづらいですよね。でもローマ字入力ならこのように頭の中で置き換えていて、日本語として『不自然』なことになっています。
N+Note for NICOLAを手にするまでは、このアプリは「親指シフトを身につけたユーザー向け」と思っていました。しかし、実際に使ったら、そんな風にこだわっていないほうがいいと気づきました。
このアプリではソフトウェアキーボードで親指シフトを実現します。そうiPadがあれば親指シフトができます。小学生の頃に親指シフトのタイピングを経験することには大きな意味があると思います。
思考を文字にすること。難しいけれども大切なことです。日本語を楽に書くことができる方法が親指シフトです。今後、情報伝達のために個人・個人の情報発信量は増やさざるを得ないと思います。これが出来なければ、情報を受けとる量も少なくなり、弱い立場になってしまうかもしれません。
タブレットのタイピングとキーボードのタイピングは似ているようで似ていないことにも気づきました。N+Note for NICOLAである程度のイメージを持った後にキーボードでのタッチタイピングを練習して身につけるのも、一つの方法になるかなと。
いままでは漠然と「小学校のうちに親指シフトに触れておくべきだ」と感じていました。しかし、今は違います。その夢を実現するための強力なツール、N+Note for NICOLAというアプリがあります。
後はこのツールを具体的にどう生かすか?を考えて行けばいいわけです。
アプリを開発、次のバージョンアップに取り組んでいただいているkishikawaさん。本当にありがとうございます。今からがスタートだと感じております。よろしくお願いいたします。
なお、この文章もiPadAirにて N+Note for NICOLA(ソフトウェアキーボード)にて作成しました。いままでなら、PCの親指シフトでないと文章を書く気持ちが起こらなかったんです。ところが、iPadで親指シフトが使えるようになったことで、気持ちよく長い文章でもタブレットで書けました。
本当に素晴らしい状況が生まれてました。
N+Note for NICOLA
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス