JIS配列キーボードでの親指シフトの場合に悩ましいのが、親指キーの位置です。ホームポジションを基準にすると、この親指キーが右か左かにずれてしまいます。
いっそホームポジションをずらしてしまえ!?と冗談みたいなノリで作ったのが、右手を一列ずらしたorzレイアウトでした。受け狙いだったはずなのに、すごく好評でうれしいです。
改良しよう
今のところ、かなキー配列のみを動かしています。紹介記事を頂きました。
3047-130315 親指シフトの「orzレイアウト」がすばらしい!!: shiology
HHKBと相性がいいです。また、店頭でさわったことしかありませんが、東プレのRealforce ALL30g USB SJ38D0がすごいことになると感じています。
上の記事でのご指摘の通りコンビネーションキーが残念な結果です。コレに対応する配列設定を検討中です。ここまで褒めて頂いて恐縮です。がんばります。
つぶやきも頂きました。
右手が楽になった〜!ただ、ホームポジション内に印がほしい。
楽になったとの言葉うれしいです。ホームポジション印を作る方法を3つまとめました。
キートッブを入れ替えることが出来る製品はごく僅かです。入れ替えできないなら、印を作ってしまいます。なお、作業は自己責任でお願いします。昔、PC-9801の頃はキートップに印が無く、どうしたら印をつけられるかという記事がアスキーに載っていました。懐かしいです。
リスクが少ない順番に書きます。
クッションゴム
「クッションゴム」を使います。戸当たりに使ったりするものです。ホームセンターで入手できると思います。家具小物か素材コーナーにあると思います。
シールが付いているので、キートップに貼ったら出来上がりです。また、不要になったときは剥がしたら元通りです。
クッションの高さが 2mmと高くノートパソコンでは液晶を閉じたときに当たります。液晶が痛むので止めてください。デスクトップの場合はお勧めの方法です。
0.5 mmゴムシート
クッションシールの高さが問題なら,ゴムシートで代用です。0.5 mmのゴムシートをホームセンターで。あと両面テープを用意します。先に両面テープを貼り付け、あとは「 ○ 」にハサミで切り、貼り付けます。不器用なので革ポンチを使いました
ゴムの部品は電子パーツでもよくあります。なんでも見つかる西のデジットさん・東の秋月さんにも使える素材があるかもしれません。
瞬間接着剤
これは元に戻りませんので、その点は覚悟してくださいね。上2つの方法より製品の印に近い仕上がりになります。でも失敗したらアウトです。
ノートパソコンでは試さないでください!失敗してもキーボードを簡単には交換できないのと、ディスプレーを閉じたときに瞬間接着剤が付いてしまう可能性があるからです。
キートップに瞬間接着剤を1滴垂らします。その後は半日以上乾かします。できれば丸1日乾かしてください。間違って指に付いたら大変です。接着剤の周りに独特の白い変な模様ができます..が仕方ないようです...。
まとめ
ホームポジションに印を付ける3つの方法を紹介しました。おすすめは2番目のゴムシートです。0.5mmの薄さが魅力ですし、ノートパソコンにも使える方法です。作業のコツは試しに違うもので試してからのキートップでの本番です。いきなり一発勝負はリスクが大きすぎます。
ドネーション
このレイアウトもKeyRemap4Macbookのおかげです。私は設定のxmlファイルを書いただけです。Macで親指シフトするのにこのソフトはとても大切です。
KeyRemap4MacBook – OS X用のソフトウェア
この上のページから作者さんに寄附という形でサポートできます。検討して貰えたら、僕もうれしいです。