マックで音声入力をしているときに、あれiPhoneの方が精度良くない、iPhoneより性能が良いはずのMacなのに、なぜこんなに認識精度が悪いんだろうと思っている方は要チェックです。
原因は、拡張音声入力がオンになっているため。この設定はぜひ確認してほしいです。
拡張音声入力がオンになっている
この拡張音声入力をオンにすると、Macがネットに接続してなくても音声入力が出来たり、音声でMacを操作できるようになります。
ただ一つのデメリットを除いては、拡張音声入力をオンにしておくメリットが大きく感じますし、Macの音声入力をはじめて使う設定を行うと、頼みもしないのに、拡張音声入力がディフォルトで有効になります。
認識精度が悪い
拡張音声入力の方が、音声認識の精度が落ちます。
認識精度が甘くなります。
拡張なのに、音声認識の結果は悪くなります。
てっきり、拡張の方が音声認識の精度もよいだろうと思い込んでいましたが、iPhoneの音声入力より精度が悪くなります。
理由はシンプル
拡張音声入力を使うと、Macの中で音声入力の解析が完結します。
しかし、音声入力の解析は、クラウドの巨大な処理能力がある方が精度が向上します。
なので、拡張音声入力はオフするのがポイントです。
Macの操作を音声で行えるより、音声入力がスムースになるメリットの方が、大きなメリットです。
iPhone単体では、音声認識を行う処理能力が不足しているため、常にクラウドの音声認識処理を使います。
これが、音声認識の精度が良い理由です。
拡張音声入力を解除する
MacでiPhoneと同じ精度のよい音声認識処理を使いたい場合は、拡張音声入力を解除する必要があります。
Macのシステム環境設定を開き、キーボードの設定を開き、音声入力のタブをクリックして、画面を切り替えます。
ここの拡張音声入力を使用のチェックを外します。