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Jev【TypeSafe AI】登録からPlaygroundで試すまでの手順

TypeSafe AIの新しいモデル「Jev(ジェブ)」が、ウェイティングリストなしで使えるようになったので、さっそく登録して、触ってみました。

登録したのは、日本時間の9月22日の昼。その日の夕方には、申し込みが殺到して新規登録が一時停止になったので、本当にギリギリでした。数時間の差です。

登録は5分ぐらい。Playgroundで、日本語の文章を判定させるところまで、その日のうちにできました。

ただ、Billing(課金)の項目だけは、初日には出てこなくて、翌日になったら表示されました。この話も、あとで書きます。

Jevは、チャットしないAI

Jevは、TypeSafe AIが2026年9月15日に発表した、「System One(システムワン)モデル」と呼ばれる新しいタイプのAIです。

ChatGPTやClaudeのように、文章を生成しません。

代わりに、文章(state)と、質問(questions)を渡すと、「はい/いいえの確率」「選択肢のどれか」「ルーブリックでの点数」を返してきます。答えの形を、こちらが先に決めておく。マークシートの試験問題を作って、AIに解かせるイメージです。

質問のタイプは3つ。

  • Noul(ノウル): はい/いいえを、0〜1の確率で返す
  • Choice: 用意した選択肢(最大255個)から1つ選ぶ。それぞれの確率つき
  • Score: ルーブリック(採点基準)に沿って点数をつける

RLCD(Reinforcement Learning for Calibrated Decisions)という、確率の正直さを学習させる方法で訓練していて、「確信度が高いときほど正解率が高い」ことを売りにしています。公式の説明では、応答は70〜500ミリ秒。料金は入力が100万トークンあたり0.042ドルで、出力は無料。

9月15日の発表時点ではウェイティングリスト制でしたが、9月20日に「NO MORE WAITLIST」となって、誰でも使えるようになりました。

TypeSafe AIのトップページ。NO MORE WAITLISTの告知

ところが、僕が登録した9月22日の夕方(日本時間)、TypeSafe AIがXで「需要の急増で、新規登録を一時停止する。既存のアカウントはそのまま使える」と投稿しました。この記事を書いている23日の時点でも、トップページから「Sign Up」が消えたままです。

昼に登録して、夕方に停止。滑り込みセーフでした。再開したら、ここから下の手順で入れるはずです。

登録の手順

まず、typesafe.ai のトップページから「Create your account」か「Sign Up」を押します。

console.typesafe.ai のログイン画面になるので、「Continue with Google」で進みました。メールアドレスに認証コードを送る方法もあります。

TypeSafeコンソールのログイン画面

次に、規約の確認です。Master Customer Agreement、利用規約、データ処理契約の3つに同意するチェックを入れます。

その下の「Send me product updates and news」は、初期状態でチェックが入っています。僕の場合は、ここは外しました。

規約への同意画面。同意にチェックを入れ、お知らせ配信は外した

「Meet Jev」という、モデルの紹介ページが出ます。

「Jevは文章を生成しないので、チャットはできません。質問するには、答えの形を定義する必要があります」と、限界も含めて正直に書いてあるのが、好印象でした。読んだら「Enter console」へ。

Meet Jev の紹介ページ

コンソールのホームに入ると、いきなりポップクイズが出ます。

「Can you chat with Jev, TypeSafe’s new model?」

正解は、No。さっき読んだばかりなので、大丈夫です。

ホーム画面のポップクイズ。答えはNo

これで、登録は完了です。

Playgroundで、日本語の文章を判定させてみた

左メニューの「Playground」を開くと、上に「State」(判定したい文章)、下に「Questions」(質問のJSON)を入れる画面になります。

最初から、Noul型の質問が1つ入っているので、instructions の文だけ書き換えて「Run」を押せば動きます。

試しに、Stateに「この資料を確認して、金曜までに返事をください。」と入れて、質問を「この文章は、相手に何かをしてほしいと頼んでいますか?」にしてみました。

結果は、97% true。

依頼の文章は 97% true と判定された

Stateを「会議の資料を共有します。」に変えると、10%。

共有するだけの文章は 10% と判定された

依頼かどうかを、確率で返してくる。この感じが、Jevの使いどころなんだなと、腑に落ちました。メールを仕分けるとか、フォームの内容を振り分けるとか、if文の中にAIを置く用途です。

もうひとつ、遊びで「この詩は生成AIによるものですか?」も試しました。2つの詩を入れて、62%と72%。ここは、あくまで参考程度の数字だと思います。

詩のAI判定は 72% と出た

日本語でも、そのまま通りました。

Billingの項目は、翌日に表示された

登録した日、設定(Settings)を開いても、Billingの項目がありませんでした。

料金も気になるので、探したのですが、見当たらない。

で、翌日に開いたら、ちゃんとBillingが表示されていました。アカウント作成から反映まで、少し時間がかかる様子です。

翌日に表示されたBilling画面。5ドルのクレジット

中身は、Monthly creditとして5ドル分。有効期限は1か月後で、僕の画面では10月22日でした。公式の案内では、5ドルはおよそ1億2000万トークン分とのこと。

Playgroundで何回か試した分は、2.2Kトークンで0.0001ドル。ほぼ、タダです。

Auto-recharge(自動チャージ)は、クレジットカードを登録しないとオンにできません。試すだけなら、カードなしで大丈夫でした。

まとめ

Jevは、チャットするAIではなく、「この文章は依頼ですか?」のような質問に、確率で答えるAIです。

登録は、Googleアカウントで5分ほど。Billingは翌日に出てきます。

コンソールのホームには、Claude Codeにスキルとして入れる手順(claude plugin marketplace add typesafe-ai/skills)も出ていました。次は、こちらを試して、自分の自動化の中で、Jevにif文を任せてみます。

僕はギリギリ滑り込めましたが、いまは新規登録が止まっています。再開したら、ぜひ。

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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