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タイプライターの歴史を体感 2016年 イタリアブックフェア 特別展示

オリベッティという名前を聞くと「おおっ」と感じます。そして、キーボードのタンピング入力の原点を実際に見たい方にぴったりなのが、この展示会です。2016年3月31日から4月16日まで開催されています。

東京 九段下 イタリア文化会館にて開催

東京 地下鉄九段下駅から徒歩10分にある、イタリア文化会館にて開催されている2016年 イタリアブックフェアの特別展示「オリベッティ デザイン タイプライターから聞こえるスタッカートビート」を鑑賞してきました。

100年以上の時を経たタイプライターとの出会い

オリベッティタイプライター M20(1920年)など5つのタイプライターと、世界初の四則計算機 ディヴィスンマ 14(1948年)などの4つの計算機、それらを広告するために、デザインされた11枚のポスターが展示されていました。

創業者 カミロ・オリベッティ氏の「企業は社会に対し物質的貢献だけでなく、社会的 文化的貢献をしなければならない」という思想を、具体化しタイプライターのデザインを生み出したマルチェロ・ニッツォーリ氏、広告ポスターで伝えたジョヴァンニ・ピントーリ氏の作品を体感できました。

単に機能を実現するのではなく、タイプライターを使うことでどんな生活に変化するのか?を伝えようとしているように、個人的には感じました。

オリベッティ タイプライターの秘密も知れた

タイプライターを見ていて、あれ?と不思議に感じたのが、数字の最上段の行が「2」からスタートしている点でした。後から調べたら「1」は「l(アルファベット小文字のエル)」と共有することで、キーを節約していたとのことです。なるほど。

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カシャ・カシャ・カシャ

スタッカートとは、イタリア語で「一音・一音をひとつづつ切り離して短く演奏する」という意味です。カシャ・カシャ・カシャ。そんな音が聞こえてきました。

宇都宮美術館さんの企画協力で開催

この展示会は2016年の3月に宇都宮美術館さんが企画されて、宇都宮 市民ギャラリーにて開催されていた展示会の内容が東京に移して開催された様子です。開催が終わっていますが、2016年3月12日にはワークショップの形で「タイプライターに触れてみよう」があったようです。

展示品はノアックス株式会社さんの提供

タイプライターなどの展示品は、ノアックス株式会社さんの提供とのことです。

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実はタイプライターでタイピングしたことがないので、なにかの機会に巡り会いたいと感じました。

タイプライター展示品リスト

  • M20 (1920)
  • レキシコン80 (1948)
  • レッテラ 32 (1963)
  • レッテラデラックス (1965)
  • バレンタイン (1969)

計算機展示品リスト

  • テトラクティス (1956)
  • スンマプリマ (1960)
  • ディヴィスンマ 14 (1948 世界初の四則計算)
  • ディヴィスンマ 18 (1973)

もう一つ、記事を読んでいかれませんか?

  • Macで 東プレ REALFORCE91UBK-S (変加重モデル)を使う、タイピングが気持ちいい静音なキーボード : ものくろぼっくす https://mono96.jp/archives/23714
  • ついに見つけた!2000円以内で、親指シフト+Orzレイアウトで快適!「ゲーミングキーボード BSKBC02BK」 : ものくろぼっくす https://mono96.jp/archives/17720
  • 【親指シフト】タイピングを録画してみた。HHKBでの作業です。でもJISキーボードでもできます。 : ものくろぼっくす https://mono96.jp/archives/16330
  • iPhone フリック入力で日本語入力をスムースに行うために必須設定 : ものくろぼっくす https://mono96.jp/archives/27640

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この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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