今は春休み。青春18きっぷが使える季節です。温かくなり、遠くへ行きたいですよね。列車の中で時刻表をめくる音が聞こえます。
この18きっぷはJRのみ使えるきっぷです。私鉄など相互に連絡している場合にあれ?どうなんだろうと思うことがあります。
ICカードの場合、特に困ります。入場記録だけ残ってしまうと、次の時に使えなくなってしまい何かと大変だからです。
18きっぷは自動改札機を通れないきっぷです。
五回分使える切符で、五日間(連続していなくてOK)か、同じ行程のグループ(五人でも二人でも)で使えます。このルールは自動改札機では処理できないからです。
一方、ICカードは機械でしか処理できないですし、改札を入った記録と出た記録、またどれくらいの滞在時間なのかをチェックして、不正行為を防止しています。
乗り換えの時に、18きっぷとICカードをどう引き継げばいいのか?迷いました。
シンプルに
どうすればいいのか?駅員さんに聞きいたところ、簡単に解決しました。
18きっぷを駅員さんが確認し、改札口駅員室の秘密のボタンを操作し、「タッチして通ってください」と案内されて、自動改札を通ることが出来ました。下車駅では普通に自動改札にタッチして改札を通り、同時に精算も終わりました。
「聞くのは一時の...です。」聞いて良かったです。ぐるっと回ってJR改札から一度出て、私鉄の改札から入るのは大変です。
例:鶴橋 (大阪)
具体的な例でもう一度。おおひがしが関西圏なので、鶴橋駅で説明します。この駅は、JR / 私鉄 近鉄 / 地下鉄 3つの駅があります。JR と 近鉄はホームとホームを直接行き来できます。
ホームとホームの連絡通路の真ん中に自動改札機があります。JR と 近鉄のきっぷを2枚同時に入れて通れます。片方のみでは通れません。
自動改札機を通れない18きっぷ。どうするの?となります。私鉄乗り継ぎきっぷを買うにも、ココまでのJRのきっぷを券売機に入れる必要があります。
どちらにしろ駅員さんに相談となるのですが、ICカードは使えないと思い込んでいました。「ICカードと18きっぷは組み合わせできないよ」との記事を書こうと思って、確認で聞いたのですが、手慣れた操作でと素早く「はい、ICタッチして通ってくださいっ」と言われました。
あーやっぱり聞かないと、これ大事だなぁと感じたので、記事にしました。
18きっぷは素晴らしい
18きっぷは本当に特別で、素晴らしいきっぷとも思います。このルールをしっかり理解して利用できれば良いですが、なかなかそうも行かないです。
「使い方が難しいきっぷ」だとレッテルを貼られて、利用者が減ってしまうと廃止されるかもしれません(あり得ない話ではないと思います。周遊券の廃止がそうです)。
きっぷを使っている時に分からないことが出てきたら、その時に駅員さんに尋ねて対応をその場でしてしまいましょう。スムーズに旅行できます。そして、その知恵をみんなでシェアしていけば、みんなが18きっぷを使って、素晴らしい旅に行けますから。
こんな出会いもあります。楽しいですよね。