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修二会(しゅにえ) お水取り 東大寺 二月堂

奈良に春の訪れを告げる、東大寺 二月堂 修二会(しゅにえ) お水取りに行ってきました。

3月12日の大混雑について:東大寺

お松明

3月12日の大松明が照らされるときは、大混雑なので、混雑が比較的緩やかな昨日に行ってきました。寒くも無く、待ち時間には、隣の知り合いになった、お爺さんとお婆さん(この二人もお知り合いではなかったそうです)。この2人は、毎年見に来られているそうです。すごいです。

3時間ほどの待ち時間も、この方々とお話ししていると、すぐに過ぎました。お爺さんは、話していると、写真のことがとっても詳しいです。「写真は光を見てとるんだよね」と言われましたから。カメラは、ライカだったそうです。そりゃすごい。

また、お爺さん・お婆さんどちらも、京都、奈良の社寺にとても詳しく、この2月堂・3月堂・大仏ならびに大仏殿・正倉院(正倉院展)、と多くのお話しを語り合えました。

加えて、梅原猛の宗教観や「古寺巡礼」和辻哲郎の話は楽しかったです。お婆さんには、暖かいお茶も貰いましたし。 一期一会という言葉がぴったりの時間でした。

お水取り

カメラ:DP2x f=2.8 1/20sec ISO:3200 (もちろんフラッシュなしです。)

始まる1時間ぐらい前から、混雑しました。それでも余裕の有る混雑でしたので、楽に見ることが、出来ました。寒さも穏やかでしたのが、幸いでした。

お松明を見て、心がなんと表現してよいのか、分からない不思議な感覚でした。
最高の体験でした。前半は写真を撮ろうとしたのですが、後半は写真は考えず、
全体の雰囲気を、見て感じることが出来ました。

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ここからは、蛇足です。

写真撮影について、アナウンスがありました。三脚・一脚は指定された場所以外厳禁(どこにあるのか、僕は分かりませんでしたから、かなり離れた所からでしょう)。

カメラのフラッシュは使用しても、きちんと写らないばかりか、、練行衆の方の目が眩み、転倒する恐れもあるから、フラッシュ厳禁。風景を撮りたいならば、今の夕日のある時間帯に、撮影してください。と丁寧なアナウンス。

よって行事開始後は、カメラ撮影はフラッシュの発光禁止設定にして撮影するように、設定方法がわからないときは、カメラを使わないこと。これも再々アナウンスされていました。

開始30分前には、「修二会」の仏教行事の内容説明「お松明」のスケジュール?が説明されました。また、開始ともに照明が全て消灯されることも、説明がありました。

最後に、「お松明が終わった時に拍手が起きています。しかし、このお松明は、大切な仏教行事の中で行われているので、拍手しないように、心の中で、皆々様お祈りください。」と説明・ならびに注意喚起が行われました。

実際に、19時にお松明が始まったときは、大きなどよめきが起こりました。それと共に、フラッシュだらけ。(DP2xは物理的にフラッシュ出さないと、発光できないので、安心?して、手ぶれとの戦いでした。)なんちゅう、マナーの悪さ。この約束も守る事出来ないのか?なにより、GN(ガイドナンバー)知らんよなぁ。知ってたらフラッシュ無駄やって、理解できるもんなぁ。
もう、無法地帯。orz

こんな写真を、自分自身でみんな撮りたいだろうけれども、それは無理です。(^_^;

終わった時は、本当に拍手がおこりました。いやーそりゃいかんでしょう。

お松明で練行衆の方々が、2月堂にあがり、これから修二会の法会が始まるんですよ。つまり今からが、スタートですし。仏教行事に拍手は無いでしょう。

深夜をまたいで翌朝まで、鎮護国家、天下泰安、風雨順時、五穀豊穣、万民快楽など、人々の幸福を願ってもらうんですよ。その法会という宗教行事が、、花火大会とか勘違いかぁ。もう少し、この行事の意義を理解が、?ではないかと感じ、まずは自分の不勉強を学ぼうと感じたところでした。

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この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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