充電するだけだったら、付属のケーブルでいいんですよ。付属のケーブルも以前よりもなんだか丈夫そうな編み込み式のケーブルでいい感じだし。
ただ、データ転送を行う場合は、要注意。
付属のケーブルの製品情報には、「USB 2 の速度でデータを転送できます」と 記載されています。あれ? USB 3 規格じゃない。
でも、iPhone 15ProシリーズのUSB-Cコネクタは、「USB 3(最大 10Gb/s)」規格
なので、付属のUSBケーブルを使ってデータ転送を行うと、15Proシリーズの売りであるUSB 3のデータ通信の速度が発揮できないとなります。
USB 2のデータ転送規格は、480Mbp/sと、びっくりするぐらい速度が違う。
どれくらい違うのか?
1GBのファイルを転送するのに
USB 2 (480Mbp/s)だと、約17秒
USB 3 (最大 10Gb/s)だと、約0.8秒
と圧倒的に速度が違うわけで、、
ところが、USB-C ケーブルがめちゃめちゃややこしい状態になっていて、USB 3.2 Gen2対応以上のケーブルが必要になる。
一番上の写真では、「USB 3.2 Gen2 」と「データ転送速度 10Gbps」と明記されている、、のだけど、、
正直、パッケージから出してしまうと、どの規格なのか判断できない、、という困った状態になる。
↓ コネクターのところに、なんの印もない、、ので、規格の判別はできない、、覚えておくしかない、、
今回は、1,000円台で購入できる価格の安さで、上のUSB-Cケーブルをチョイスしたが、、、こちらの記事が指摘しているように、Thunderbolt 4ケーブルは上位互換なので、そのまま使える。
Thunderbolt 4ケーブルの転送速度は40Gbps、なので、宝の持ち腐れではあるけど、USB-Cケーブルと違うのが、コネクタに刻印が入っていて識別できる点が良い。
ということで、Thunderbolt 4ケーブルをチョイスするのも良いと思う、というか、Thunderbolt 4ケーブルを持っていたから、USB-Cケーブル買う必要がなかった、、ガーン
↓ Thunderbolt 4ケーブルは、雷マークの刻印が必須らしく、あるので判別できる
何事も、やってみてわかるというか、、Thunderbolt 4ケーブルを持っていることをすっかり忘れていたし、USB-Cの上位互換だというのも忘れていた。
Thunderbolt 4ケーブルの弱点は、USB-CのUSB 3.2 Gen2 ケーブルより、シャキッとしていて硬めというところが持ち運びする時に、ちょっと気を遣うのと、お値段が、、という点だろう。
Ankerの製品だと、4,500円ぐらいと、お値段が、、跳ね上がる。
appleの純正品になると、ケーブルも太くなって、取り回しがどうなのよ、、となるし、お値段も1mでも、堂々の1万円弱、、となるので、それはチョイスしないと思うけど、、
とにかく、USB-Cケーブル、ややこしいと秋葉原で探して感じたので、まとめた次第だったりする。
この記事を書いた本音は、
USB-Cのコネクターだったら、USB 3規格の転送速度が出るようにしてほしい、USB-Cなのに USB 2 規格ってケーブルは無くなってほしい。