MacPeople2014年4月号。いつも楽しみにしている連載「塩澤一洋先生の知的生産のMac術」を真っ先に読みます。面白いんですよ。毎号独特の切り口で熱く語られています。塩澤先生はブログ shiologyも日々更新されています。
今回はキーボードへの”熱い想いとこだわりの回”でした。
orzレイアウト
184ページからの「極上のキーボードを求めて」というセッションからの本文を読み終えつつ、右上のHHKBの写真を見ると!「あっ」と思わず声がでました。
キーレイアウトが”orzレイアウト”になっています!そして、写真のコメントにはこんなふうに書かれています。
HHKB Professional JPのほうは右手側のキーをすべて1列右にずらす「orzレイアウト」にしている
うれしいです。というのも、ものくろ こと おおひがし がこの『orzレイアウト』を作ったからなんです。実は生みの親なんですよ。
こちらの記事がそのorzレイアウトを作成した当時に書いたものです。あれから1年経ったんだなぁと感じます。いろいろありましたが、このorzレイアウトからもたくさんの学びを得ました。
幻の親指シフト化キット
塩澤先生が使われている HHKB Professional JPキーボードは特別なんです。『親指シフト化キット』バージョンなんです。キーボードメーカーのPFUさんが試作された”おそらく唯一の親指シフトキートップ”なんです。
市販化も検討されたんでしょうが、、2012年6月の試作からもうすぐ2年になります。たぶん市販は難しいのかなと思います。キートップだけでキーボードが買える価格になっちゃうのかもしれません。
この試作品をみて「じゃ自分でキートップを切って作ったらいいや!」と思いつき、作ったのが、下のキートップです。世界で唯一です。金ノコギリとやすりと度胸でつくりました。
スペースキーが分割されているように見えますが、手前は「スペースキー」奥は「かなキー」になっています。
ソフトの力って凄い
上のキートップ改造も良かったのですが、通常のキーボードでもっと簡単に楽に「親指シフト」を入力できないか?と考えて作ったのが『orzレイアウト』でした。
ソフトウェアって凄いなって感じたんですよ。設定ファイルをダウンロードして設定してもらうとokなんですよね。キートップをゴリゴリ加工するのとは違い、簡単に試してもらえるんですよ。
そして「快適な親指シフトのタイプができるようになった!」とのたくさんの声を頂きました。うれしい出来事でした。
MacPeopleは2回目
MacPeople 2013年10月号では、塩澤先生の連載 知的生産のMac術にて「orzレイアウト の革新性」というタイトルで取り上げていただきました。
そして、今回の2014年4月号です。うれしいです。
親指シフトを始めるなら
親指シフトに挑戦されるなら是非こちらの記事をお読みください。