iPhone・iPadで親指シフトを実現『N+Keyboard』登場、使ってみて7つの良い点・注意点

iPhone・iPadにて、iOS8からapple以外(サードパーティ)のソフトキーボードも使えるようになり、親指シフトのソフトキートップがリリースされました。

N+Keyboard
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ

先日話題になったウィジェットにアニメ番組表が表示できるアプリなど、多数のアプリをリリースされている岸川さんによって開発されています。

さっそく購入しました。使って”期待と現実”を感じています。特殊なアプリと思うので、注意点も合わせてエントリーに書きました。

素晴らしいアプリです。ただし注意点も

素晴らしいアプリを開発していただいた岸川さんに大感謝(また手羽先を一緒に楽しみたいです。)です。

ただし、親指シフトを実現する特殊なアプリなので注意点もあります。

  • 親指シフトユーザー向け
  • インライン(テキスト本文領域)に、変換確定前の文字列は表示されない ※1
  • 外部 Buletoothキーボードは使えない ※1
  • 日本語変換にインターネット接続が必要
  • 英数字は苦手
  • ソフトウェアキーボードをつかうなら iPad Air (10インチ)
  • iPhone 5s のソフトキーボードは実際は厳しい

なお ※1の印を付けたインラインでの変換と外部Buletoothキーボード対応については、appleの制限に起因しているのでアプリ開発側で改善できない項目です。

作者 岸川さんも書かれているのですが、

正直、現状のAPIを使って日本語変換を実装するのはなかなか困難なのですが、やってやれないことはないので

という iOSの厳しい制限のある枠で開発されたアプリという点を理解しておく必要があります。

 

親指シフトユーザー向けなアプリ

大切な点は『普段から親指シフト入力でタイピングしている人向け』アプリです。

ソフトキーボードなので、親指シフトを始めたい・スキルを習得したい方には向きませんのでご注意ください。(後述するのですが、外部キーボードを接続できない2014年9月24日の現状だからです)

親指シフトを始めるという方の場合は外部キーボードが使えるようになってからと思います。

appleがインライン入力を解放してくれると切に願う

これは先日登場したATOKも同じなんですが、appleがOSから制限しているのが原因です。

キーボード領域以外にはアクセスを禁止

この制限のため変換確定前の文字が本文に表示できません。これが表示できたらと思ってしまいます。これは開発者さんでなく、appleが対応するべき問題です。よろしくお願いします。

インライン(本文の領域)に、返還前の文字列を表示することが実現しないと、buletoothキーボードが接続できるようになっても、使い勝手が損なわれます。

外部キーボードは使えない

外部キーボードをBuletoothで接続しても、使えません。(2014年9月24日現在)

Buletoothキーボードは使えない

apple純正のJISキーボードで試しましたが、キー入力は標準のローマ字入力へ伝わる仕様です。これもappleの対応範囲です。切望しています。

iPadAir(10インチ)ならキーピッチ 16mmと快適

iPadAir の横向きで快適に親指シフトタイピング

iPadAir の横向きで使うと、快適にタイピングできます。なので余計にインライン表示が出来ないので残念です。ソフトウェアキーボードを使うなら、10インチのiPad。キーピッチも16 mm確保されているので、快適なタイプが出来ました。

なお、設定は以下の通りです。

  • シフト設定:同時打鍵
  • 左シフトキー:次候補
  • 右シフトキー:なし *スペシャルの”削除キーとEnterキー入れ替え”:せず(off)

iPhone 5s

現状で使うのは厳しいと感じます。同時打鍵するにも、指が太いものくろは、涙です。

指太すぎるのでiPhoneは厳しい

順次打鍵モードを使えば入力は可能ですが、順次打鍵モードは緊急的に使うべきモードです。

iPhone 5s は厳しい

 

横向きでも厳しいかったです。

iPhone 5s は横向き ランドスケープでも厳しい

親指シフトのタイピングの魅力である『気持ち良さ・らくちん・思考とのダイレクト』は、日本語を発音するのと手の動作が一致しているメカニズムが造っています。

どんな日本語のかな一文字の音に対しても、入力(タイピング)も一動作です。この『言行一致』が大切なポイント。

デバイスを片手で持つなどの時に、親指シフト配列のままに入力する場合などには素晴らしい機能で実装していただいててありがたい!です。ただ、常時これを使うのはちょっと厳しいというのが率直な感想です。

日本語変換にはネット接続必須

日本語変換を行うのに『ネット接続』が必要です。機内モードにすると、変換候補が表示されないので注意が必要です。なお、これは改善予定だそうです。

iOSデバイスでの親指シフト 素晴らしい一歩

OSの制限で親指シフト入力のタイピングは出来ないと思っていた去年(2013年)に登場したiPadアプリ N+note for NICOLA。アプリの中だけの専用でしたが、iPadで親指シフトタイピングが実現しました。

  • 親指シフトの世界に衝撃!iPhoneやiPadなど..iOSでも親指シフト実現が夢じゃなくなった! → https://mono96.jp/?p=17974

まだまだ『こうなって欲しい』という気持ちがあります。振り返ってみれば、1年前はappleがキーボードなどの入力デバイスを他の開発者へ解放することは無いだろうから、親指シフトタイピングは絶望と思っていました。

色々とまだ気持ちよく日本語が綴れないのですが、でも、iOS上で親指シフトタイピングが実現したこの一歩、素晴らしいです。

N+Keyboard
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ

岸川さんのブログには下のコメントも書かれています。

N+Noteについても引き続き開発していきますのでよろしくお願いします。

この素晴らしい一歩から、さらにユーザーが楽しくワクワクする変化が生まれ、親指シフトタイピングが楽しめるような日が来る予感です。

追記(2014年9月26日):iOS8対応 アップデート配布されています。

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著者プロフィール

ものくろ(大東 信仁)
ものくろ(大東 信仁)
ブロガー・Web&Blogコーチ。親指シフト orzレイアウト開発者。ブログは月間65万PVを記録(2016年1月)。200回を超えるワークショップ開催・のべ1,000名のブログサポートに携わる。WordPressが得意。

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