テキストを親指シフトでタイピングしています。我流で習得して苦労しましたが、今では楽に考えていることを文字にできます。日本語を日本語で思考したそのままにアウトプットできるのが、親指シフトの良さです。
親指シフトをタイピングするときに、一般的なローマ字やかな入力と大きな違いがあります。それが同時打鍵です。
左右の親指の位置にあるキーと、文字キーを同時に押す動作が「同時打鍵」です。同時にタイピングすると、出力されている文字が変化して、50音を30ほどのキーでタイピングできます。
スマートフォンのフリック入力が、一つのキーで「5つの音」を入力できるのですが、それと同じ感覚です。
親指の位置にあるキーを同時に操作するために、文字キーをタイピングする指は、立ててタイピングします。そもそも同時打鍵は、モノを掴む動作から着想されています。
指を立てつめ先で、キーをタイピングします。
その様子がよくわかるのが下の写真です。人差し指から、小指まで、4つの指が立っていることに注目してください。
(写真は、富田 邦明さん撮影・提供)