Google AdSenseは、その設立以来最も大きな変更を行うと発表した。
Google AdSenseから「AdSense での収益化の仕組みが更新されます」とのメールが届いたが、何がどう変化するのか、広告から得られる収益のお金の金額がどうなってしまうのか、さっぱりよくわからない。
Google AdSenseのアップデート ポイントは3つ
- AdSenseが新しい収益分配とインプレッションごとの支払いに変わる。
- ブログ運営者は広告収入の80%をもらえるようになる。
- 変更は来年の早い時期
adsense20年の歴史(日本では2003年12月一般向けに募集)で一番大きな変化と感じている。
なお、この変更に伴う、広告掲載を行っているブロガーやWEB管理者側が何か変更する必要もなく、使える広告ユニットも変更はない様子。
クリックがインプレッションへ変更とはどういう意味?
今までのAdsense広告は、その広告をクリックしたことで、報酬が発生していた。
これが、インプレッション、つまり、表示された回数での報酬発生へ切り替わる。
WEB広告の専門用語になるが、クリック課金(CPC)と、インプレッション課金(CPM)と言われるもの。
メールには「
ただ、どれぐらいの影響があるかは、実際にスタートしないとわからない感じ。
ここからは、僕の個人的な感覚だけど、今までのクリック課金だと、クリックされない限り広告予算を消費せずに済む。なので、ヨドバシカメラさんなど、一度、サイトを訪れた後、ずっーとターゲット広告で表示し続けて、買い物を促す広告を出していたが、表示することで広告予算が消費されるようになる。
違いについてわかりやすい記事がこちら
もう一つは、クリックという明確な行動で課金だったのが、表示という曖昧な指標に変わるので、広告主が広告を出す判断も変わってくると思う。
その流れからも、Adsenseから得られる報酬に影響があると思う。
英語の記事をまとめたのがこちら
この文章の頭で紹介した英語の記事をChatGPTを使って、箇条書きの日本語にまとめたのがこちら。
- Google AdSenseはブログ運営者がウェブサイトで稼ぐ手助けをしている。
- ブログ運営者は広告収入の68%をもらっている。
- AdSenseが新しい収益分配とインプレッションごとの支払いに変わる。
- ブログ運営者は広告収入の80%をもらえるようになる。
- Google Adsが広告を買うときは、ブログ運営者は収益の約68%を保持。
- 第三者プラットフォームを使うときも、ブログ運営者は収益の80%をもらえる。
- 支払い方法がクリックからインプレッションごとに変わるけど、広告の種類や量は変わらない。
- これらの変更は来年から始まるよ。
コンテンツの質を上げることが大切
今回の変更に対して、ブログ運営側ができることは、読者さんが関心を持ち、共有したくなるような価値あるコンテンツを提供すること。これだと痛感した。
ビジネスモデルの変更の影響を受けないために
僕個人の考えは、結局、ビジネスモデルなんだと思う。
どういうことか?
Googleのビジネスモデルの中でブロガーが収益を生み出しているのがAdsenseだ。なので、Googleのルール変更には手出しできない。2013年のAppleのアフェリエイトルール変更、Amazonのアソシエイトのルール変更の時も同じだった。
今、僕はAdsenseは、記事の一番下に1つだけ広告を配置している。一時的に広告を外してみた(表示速度が速くなるので)が、Googleから「Adsenseを使わないならアカウント抹消するで(意訳)」というメールが届き、アカウントがなくなるのはちょっとなぁ〜ということで、こんな感じで配置している。
なぜ、Adsenseの広告を一番下にしているのか?
それは、Adsenseの広告より、僕の提供するサービスを知ってもらうこと、講座に来ていただく方が、嬉しいし、自分のビジネスが広がるから。
そう、ビジネスモデルを自分で作ることが大切と感じる。