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LPL16期のチラシ原稿のためにプロフィール文章を考えて書いてみた

LPL16期が間も無くスタート。グループリーダーというサポートスタッフで参加する7ヶ月が始まります。

7月の2回目の講義に、自分のカウンセラーを告知するチラシを用意する段取りになっていて、このチラシを作るために、自分のプロフィールを整理して文章で書いてみたら、めっちゃ長い文章になり、ボツに。

せっかくなので、ブログ記事にアップします。


大阪 下町の米屋を営む家の7人家族の本家の長男として、僕は生まれました。

父、母だけでなく、大人が多い家だったため、周りの大人の期待を感じてました。父はほとんど家におらず、母は召使のように大家族の世話や家事に忙しく、不仲でした。

自分の役割は長男であることと感じ、周りの大人が不機嫌にならないよう、周囲の目を気にして、自分の感覚を止めて成長しました。

父の家業は実際は火の車で、お金はなくなるものだという思いこみが思春期の僕の中に出来ました。こんな家庭から出たいと地方大学に進み、研究者を目指しましたが、挫折し博士課程を中退。

知り合った零細企業の社長の誘いに応えて、一人目の社員になったのです。この会社では自分が必要とされていると思い、若手社員さんの育成、社内のIT化や、6億円の仕事を成功へ導きました。しかし、全然満たされませんでした。達成すればするほど、焦燥感が増えるばかりでした。

家族みんな笑顔で一緒に暮す家庭を求めて結婚したのに、気がつけば家に帰るのは深夜、休日も仕事をし、月120時間を超える残業も。

それに加えて上司からパワハラを受ける日常に。そのストレスから、家族とのコミュニケーションが拗れて家庭でも孤立し、離婚へ。

そして、12年前に双極性障害II型(躁うつ病)になり就労禁止と医師からの診断を受けました。

精神科の受診はショックでしたし、働けない自分は「人として価値がない」という感覚になり絶望を感じ、何度も親に対して自殺すると言い、人生を諦める気持ちでした。でも、諦めきれなかった。

人生を投げてしまおうとしたけれど、投げ出すより今ままでは誰かのための人生から、自分の人生を生きようと思うようになりました。

そこから懸命に治療を行い、独学で認知行動療法、アドラー心理学を学び、服薬せず日常生活できるまで回復し、現在は完治しています。

9年前にフリーランスで起業。そのころに梅村小百合さん(同じくLPL認定カウンセラー・GL)と出会い、一緒に仕事をするようになり順調に進み出したように感じた矢先に、小百合さんとコミュニケーションが上手くいかずノートを投げ合う喧嘩をしたり、仕事での人間関係トラブルが何度も起き「どうして、わかってくれないんだ」と相手を責めていました。

この苦しさから脱したいとLPL13期を受講し、思考人間だった自分が”感じること”を最終講のタイミングで体験し、LPL14期を再受講。忘れていた感性の自分を思い出しました。

それまでは、世界は怖いと思っていましたが、今は、世界は楽しいという感覚が変わり、自分の存在そのものが素晴らしいという感覚に変わり、自分の存在を愛することに気づきました。周りの誰かのために他人軸で生きてきた人生から、自分軸で自分自身のために生きる人生へ変化しました。

すると、周りの人との関係性も良くなり、自分の癒しは周りの人の癒しに繋がり、世界の癒しへと繋がるのをLPLから体感し、自分と世界の関係が180度変わりました。

自分の内側を見ることは、ツライ時もあります。僕自身、以前は相手を責めて相手を変えようと思っていました。

相手に問題を押し付けても、後から自分の課題が大きくなることも体験しました。自己探求する中で、今まで大切にしてきた自分の価値観を自分で否定するような罪悪感を感じたこともありました。

また、自分が変わらないといけないと、自分を責めて自己否定する感覚に溺れたこともあります。

向き合いたくないその気持ちも含めて自分自身。自己開示することの怖さや、自分の気持ちをそのままに表現できないことも含めて、自分自身を感じていくことをセッションを通して支援しています。

周囲の人のために頑張れば頑張るほど自分を置いてきぼりにして、そして精神疾患の辛さを体験した僕だからこそ、世の中の人が笑顔で人が増える世の中にしたい。

鬱病や躁うつ病でたくさんの人が悩でいる今の社会を変えたい願いがあります。本当の人生を生きたい、自分自身と握手したい、そんなあ気持ちを大切に、あなたの中にあるご自身の宝物(Being)と出会えるように、お手伝いを行なっています。

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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