親指シフトを始めて、半年経過しました。20年つきあって慣れていたハズのローマ字入力より、速くタイプ出来るようになりました。
Macは親指向けのキーボードです。これにKeyRemap4Macbookを使えば、スグに親指シフトの世界に行けます。ここで問題なのが、親指キーです。
スペースキーは長い方がいい!これが良いキーボードです(親指シフターを除く)。B割れ(Bスプリット)は専用キーボード以外では厳しくなかなかありません。(リュウド 折りたたみコンパクトUSBキーボード Rboard for Keitai RBK-500U を除く。)
惜しい!と思うキーボードは多いです。MacBookProもそうです。いっそ右手を1つずらしてしまえ!と、KeyRemap4Macbookで設定しました。orzレイアウトの誕生です。
2013-04-24 : PDFレイアウトファイルに誤植がありました。修正しました。
今回、バージョン8.0.0にアップデートが行われました。この1つずらしの設定(orzレイアウト)を作者さんにお願いして、パッケージに取り込んでもらいました。
チェックを1つするだけで、設定を使えるので紹介します。
バージョンアップ
2013−09−27 追記:最新バージョンはこちらです。
[箱] 【OrzレイアウトVer 0.170 バージョンアップ】親指シフト KeyRemap4MacBook 8.4.0で動作しないのを修正
2013-03-20 追記 設定ファイルをバージョンアップしました。
Orzレイアウト 親指シフト 設定ファイル 最新バージョン
こちらを導入すると、英字入力時・各種ショートカットも同じレイアウトにて入力できます。自作されている設定を消さないようにバックアップ後に導入してください。おすすめです!。
設定方法
設定方法は簡単です。
はじめに、KeyRemap4Macbook ver 8.0.0 をインストールします。
KeyRemap4MacBook – OS X用のソフトウェア
インストール後にLaunchpadから起動します。
ここで検索窓に「oya」と入力すると、親指シフトの設定集に移動できます。
ここで設定の一番下に
「Oyayubi R 1 line Shift
右手1行ずらし 左シフト=スペース, 右シフト=かな(NICOLA)」
があります。これのチェックを入れると”orzレイアウト”が有効になります。
]キーをDeleteにする
これはお好みで選んでください。もともとは : キーに割当てられているものです。
下にATOKのスペシャル設定があります。センターの一列にショートカットの設定をするものです。
- Yキーを全角カタカナ変換(”Ctrl + I”)
- Hキーを半角英数 変換(”Ctrl + @”)
- Nキーを再変換(”Ctrl + Shift + Y”)
に設定出来ます。個人的な趣味です。すいません。
キー配置
orzレイアウト キーレイアウトは上の通りになります。右手を1つずらしただけです。英字の配列は変更していませんから、英字入力に切り替えたとき(英数キーを押したら)は無効になります。
ひらがな入力の時だけ、この配列になります。日本語変換はローマ字入力にて使ってください。ATOKでOKなのを確認しています。ことえりでも大丈夫と思います。
英字入力のときは、右手を左にそっとずらせば、そのままです。(英字もずらした設定をいま作っていたりしますが。)
基本はそのままの配置なので,普通のキーボードへの社会復帰が簡単です!。
キー配列図 PDF
orzレイアウト 配列図のPDFを置いておきます。必要に合わせてお使いください。これをディスプレイの横に置いておくと便利ですよ。
(修正 2014年10月30日)キーレイアウト図に誤りがあり、修正しました。
画像データはこちら → https://mono96.jp/wp-content/uploads/2013/02/orz0011.png
orzレイアウトって
このレイアウトを”右手を右に1つずらしたレイアウト”と、書いたり言ったりしていましたが、長く面倒でブログを書いていて、ワケ分からん!となったので、勝手に名前を決めました。今、決めました。
親指シフト-右手ホームポジション-ずらす! レイアウト
これの頭文字から「orz」レイアウトです。どっかで見たことあるのは気のせいです。気のせいです。
親指シフトを挫折しないキーレイアウト との意も込めています(逆説として)。