Pタグが出力されないトラブル
JP Markdownプラグインを有効化した状態で、WordPress5.0 ブロックエディター(Gutenberg)を使って、文章を書くと「段落なのにPタグが出力されない」トラブルが発生します。(2019年1月19日現在の情報です)
たまたま、記事のHTMLソースコードを見ているときに、気づきました。
段落の部分にあるはずのPタグがないのです。
よく見ると、Pタグで囲まれているはずの段落部分のはずなのに、Pタグの姿がありません。
原因切り分け作業をしたところ初期状態のWordPressでは問題なし
原因を切り分けるために、Macのlocal by flywheelにて、まっさらな環境のWordPressでトライしました。すると、問題なくPタグが出力されています。
ということで、私のブログ環境に、何か問題を起こす原因があることがわかりました。
WordPress 5.0 そのものや、ブロックエディター(Gutenberg)には、問題がないことわけです。
原因は JP Markdownプラグイン
トラブルの原因を作っているだろうと、目星をつけたのが、導入しているプラグイン。
エディター部分と関係してそうなプラグインを、いくつかオフに切り替えていったところ見つかりました。
JP Markdownプラグインを止めたところ、段落の部分にPタグが現れました。
WordPress5.0 ブロックエディター環境では、JP Markdownプラグインを停止・削除します。
Jetpackプラグインは大丈夫だが、重たすぎ
なお、JetpackプラグインでMarkdown記法を、有効化している場合は、問題なくPタグは出力されて使えることを確認しました。ただ、Jetpackプラグインは、動作が重たいんですよね。
ブロックエディターはMarkdown記法を標準サポートしている
WordPress 5.0 のブロックエディター(Gutenberg)は、Markdown記法を標準でサポートしており、JP Markdownプラグインは不要です。
追伸、PressSyncからの投稿でMarkdown記法を使っていたが、、
ただし、PressSyncから記事を書くときに、Markdown記法のままアップしていた(PressSyncにて、Markdown記法を処理せず)いまして、ここでちょっと困っています。
PressSyncにて、Markdown記法を解釈させてしまうと、WordPressの記事データにPタグが入ってしまったり、リストの部分がHTMLになってしまって、再編集するときに煩雑になってしまうため、WordPressで Markdown記法を解釈させていました。
そのために、JP Markdownプラグインを有効化していたんですね。
でも、これは使えなくなってしまって。
Jetpackプラグインは問題が起きない様子ですが、Markdown記法のためだけに動かすには、ちょっと違う(動作が重くなってしまう)と思っています。
当面は、PressSyncでは、HTMLのタグを書くことで回避するかなと思っています。
追伸2
JP Markdownプラグインの公式サイトを確認すると、2年以上アップデートされておらず、メンテナンスされていませんでした。
ですので、今回のようなトラブルは、起きて当然だったのかもと感じます。
メンテナンスが継続されているプラグインを使うことの大切さを、身をもって体験しました。