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親指シフトタイピングには赤軸がいい。CHERRY製のMXスイッチの色選び。

快適なタイピングが実現するには、キーボードは大切です。

キーボードの選び方で、タイピングの速度・疲労も大きく変わります。つまり、テキストをタイピングして文章を綴るならば、親指シフト・ローマ字入力に関係なく、大切な相棒になるのがキーボードです。

ものくろが初めて触ったキーボードはPC-9801VMのキーボードでした。リニアで軽めのキータッチを今でもしっかり覚えています。おそらくALPS黄軸と思います。

メカニカルスイッチ方式のキーボードに採用されているのが、赤軸・黒軸・青軸と呼ばれるCHERRY製のMXスイッチです。

親指シフトタイピングで使うなら、赤軸と感じています。

親指シフトタイピングには赤軸

  どうして赤軸?という理由は簡単です。ヨドバシカメラ うめだ店・秋葉原店 にて、展示されているCHERRY製スイッチ採用のキーボードを片っ端から親指シフトタイピングではどう?と試したからです。

指の感覚だと、青軸の方が軽いのですが、キーのカチャカチャという音がどうも苦手です。底打ち感が強く違和感を感じます。

黒軸キーボードは購入して使ってみましたが、親指シフトの同時打鍵を行うにはキーが重すぎました。

押下圧

  • 青軸 60 gf
  • 赤軸 45 gf
  • 茶軸 55 gf
  • 黒軸 60 gf

最近登場している、以下の4つも参考までに調べました。

  • 緑軸 80 gf
  • 白軸 80 gf
  • グレイ軸 80 gf
  • クリア軸 65 gf

単位は gf です。物理で出てきた単位です。1gの力で押すのが”1 gf”です。

数字だと、赤軸より青軸の方が軽く感じます。あれ?なんで?です。

動作特性に秘密あり

CHERRY社のサイトに動作特性グラフがあるので、引用の上、どうしてか?調べました。

青軸

スクリーンショット 2014 09 25 21 21 35

下のグラフはX軸が押した量です。CHERRY製 キースイッチは 4 mmのストロークです。Y軸は押す力(押下圧)です。単位は cN ですが、1 cN = 1.02 gf なので、そのまま gf で大丈夫です。

2mm 押し込んだところでONになり、文字が入力されます。線が2本あるのは押してる時と離す時です。上の線が押す時に必要な力、下の線が離す時にキーが反発しようとする力です。

青軸

ほとんど力を必要とせずに、1.7 mmまでは押し込めます。その位置を超えるのにちょっと力が要るなという感覚になり、カチッと音が鳴ります。

その後、グラフの線は下がっています。つまり、指の力を必要とせずにそのままキーは押されていき、ストロークの4mmに達して底打ちになります。また、キーから指を離す時にはキーからの反発力を感じることが難しい設計になっています。

60 gfなのですが、重く感じない秘密がここにあります。

ただ、親指シフトのタイピングでは、底打ちをせずにキーがオンになる2mmから3mmぐらいの押し込む指の動きをするとラクチンなのです。特に親指と同時打鍵するので、底まで押し切る動作は疲れの原因になります。

茶軸は青軸の重くなったバージョンです。好みもあるのですが、押し切る動作特性は同じです。

赤軸

赤軸

グラフの見方は青軸と同じです。かなり形が違います。

スクリーンショット 2014 09 25 21 19 59

同じく2 mm 押すとキーがONに鳴ります。青軸と違い”直線”です。押し込み量と重さが比例しており、押し込む量と指の力関係がわかりやすい造りです。

離す時も、指を戻した量と比例して反発力が変化しています。そして、キーがOFFになるポイントでは、ちょっと軽くなるようになっています。この素直なキャラクターな動作特性が、親指シフトタイピングでは相性がイイと感じています。

できることならば、赤軸より押下圧が軽い35gfのキースイッチが登場して、親指シフトタイピングが楽に楽しめるキーレイアウトモデルが登場して欲しいです。

参考リンク

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次回予告

次は親指シフトタイピングを習得した2年前のまちがいだらけの習得方法を振り返りエントリーします。

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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