Windows10の環境で、親指シフトタイピングするときに悩ましいのが、 Edge・OneNote・Cortana(スタートボタン右の検索窓)などユニバーサルアプリでは、親指シフトでは入力できないという点でした。
ユニバーサルアプリというのはWindows8から登場したアプリの仕組みでして、タブレットモードでも使えるように設計されているアプリです。これらユニバーサルアプリへの日本語入力では、親指シフトは難しい状態でした。
この点については富士通のJapanestでも、親指シフトタイピングエミュレータで有名なやまぶきRでも、入力ができない状態です。
Japanestの参考資料はこちら
- fjmw_win10_2016_0401.pdf
- Japanist Windows10の対応状況について -富士通専門店「アクセス」- → https://access-fs.com/FAQ/Windows10.html
ところが、キーリマップアプリのDvroakJにて親指シフトタイピングを設定すると、Edge・OneNote・Cortana(スタートボタン右の検索窓)でも親指シフトタイピングで入力できます。
orzレイアウト DvroakJ 設定定義ファイルはこちら。
Windows10にアップデートしたLet’s note RZ-4 とNEC ノートPC lavieの2台で検証しましたが、どちらでも問題なく、親指シフトにて、Edgeなどのユニバーサルアプリへ日本語入力できました。特にOneNoteへ親指シフトで入力できるのがうれしいです。
検証しOKだった日本語入力はMicrosoftの日本語IME・ATOKです。Google日本語入力も使えますが、DvorakJの設定を調整する必要がありました。(別の記事にまとめます)
なお、DvorakJだけでなく、検証は行っていませんが、こちらの親指シフトタイピングエミュレータもWindows10のユニバーサルアプリへ入力可能ということだそうです。
DvorakJに関する記事はこちら。