マニュアルがないことで有名なapple製品
真っ白な開きにくい箱をそっと開けて製品を手にし電源を入れ、リンゴのマークが表示される、appleの製品を使い始めるときのワクワク感が大好きです。
appleの製品には、マニュアルが添付されていません。入っていても電源ボタンとホームボタンの位置を示したカード一枚のみです。
iBooksにて電子マニュアルが手に入る(無料)
ところが、詳細な電子マニュアルがあります。iBooksアプリを使うことで、そのマニュアルを読むことができます。もちろん無料です。
MacやiPhoneを手にして「使いこなすのにどうしたらいい」とよく聞かれます。おすすめなのが、この電子マニュアルです。手に入るマニュアルは以下の通りです。
電子マニュアルの欠点を補う心配りのインターフェース
このiBooksのマニュアルは、ベージめくりのスクロールバーを押すと、目次の項目が表示されて、直感的に、ページを移動できるのが助かります。
紙マニュアルで、パラパラとめくりながら全体を読むのと近い体験ができます。
iPhone ユーザガイド(iOS 10.3)
iOSだけでなく、標準アプリについても説明されています。
iPhoneの操作での指の動かし方(ジェスチャ)や、再起動・リセットの操作方法、メモアプリの使い方、iBooks、画面の読み上げ、など参考になる内容が詰まっています。
iPad ユーザガイド(iOS 10.3)
基本的には iPhoneと共通の機能が多いのですが、マニュアルのスクリーンショットがiPadの画面なので、わかりやすいです。
MacBook Pro の基本
トラックパッドの動作(ジェスチャ)の一覧表示がわかりやすいです。iCluodとの関係、iPhoneと連携方法、Pages・Numbers・Keynoteの操作方法がまとまっています。
マニュアル後半に書かれている「キーボードショートカット」と「一般的な質問」の項目は必読です。
Touch Barがあると、どんなことができるのか?という疑問に対してヒントが詰まっています。次のMacBook Proで、Touch Barがあるモデルにするのか?迷っている場合にも、このマニュアルは役立ちます。
(個人的には、今は役に立たなくても、Touch Barありをオススメします。理由は、アプリの進化でグッと便利になる機能なこと、指紋認証のTouch IDが便利だからです)
Apple Watch ユーザガイド(iOS 10.3)
Apple Watchは画面が小さく、読んでないないと気づかない機能がたくさんあります。
Apple Watch の通知音が鳴った時に、すばやく消音する方法や、MacのロックをApple Watchで解除する設定、リラックスしてマインドフルに呼吸する方法などを知ることができます。
知らない機能と出会える
私はどちらかというとマニュアルを読まずに使っていくタイプです。でも、知らない操作や機能は「できない」と勘違したまま、その製品を使うことになります。
例えば、iPhoneの画面をギュッと押し込む操作(3D Touch)は、画面に案内がないので、知らないと全く気付けない機能です。例えば、iPhoneのキーボード部分を3D Touchの操作でトラックパッドとして操作できます(マニュアル 基本 – テキスト入力 の項目)。
iPhoneを買い換える前でも、このマニュアルは読めますので、どんな機能が増えているのか?事前に知ることができて便利です。