最近、ブログ記事を毎日書くことを、自然にできている感覚があります。
今までを振り返ると、日々の暮らしている毎日の中から「特別なこと」を抜き出して、記事に書こうとしていました。
「特別なこと」は「特別でない」と、頭ではわかっているはずなのに、「特別でない」なら「特別なことを見つけてから」とアウトプットを避けて、毎日更新から遠ざかり、さらに、「特別なこと」を探しているだけに満足していました。
「特別なこと」を見つけるまではと、言い訳を探していて、アウトプットと距離を取ってしまっていた感覚でした。
この感覚の存在には薄々気づいていて、ここから抜け出すために、ポメラで文章を書く、原稿用紙に手書きで文章を書く、京大式カードに着想を書きだす、などなど、様々なトライを行ってきました。
ただ、そこから飛び出すのに必要だったのは、道具ではなく、気持ちを180度逆さまにする発想の切り替えでした。
それは「特別なことかどうか判断せずにまずは書く」こと。
この気持ちの大切さに気づきました。
日常を書くからこそ、特別なことも見つけることができるのを痛感しています。自分の場合は、書かずに発見できるタイプではなく、書き続ける中から発見を得るタイプでした。
『書くことについて』にて、著者スティーブン・キング氏の言葉を思い出しました。
-何を書けばいいのか。それに対しては、ごく大づかみに答えるしかない- 書きたいことを書け。なんでもいい。それが真実であるかぎり。
この記事を読んでいる人は、こんな記事も読んでいます。
小学館 (2013-07-05)
売り上げランキング: 5,259