メタ社が出した、クラウドで動くAIエージェント「Muse(ミューズ)」を使ってみました。
良かった点と、うーんな点を、まとめておきます。
無料で24時間動くAIエージェントを体験できるのは、素晴らしいです。
ただ、渡したデータはメタ社に見られる前提で使う必要があります。
僕の場合は、Gmailもカレンダーもメッセンジャーも、つないでいません。
無料で、24時間クラウドで動く
これが、一番の良かった点です。
いま、僕のAIの使い方は、95%がAIエージェントです。
3月に買ったMac mini(M1 メモリ16GB)の上で、Claude Codeを24時間動かしています。
いろいろな作業を自動化したり、自分の代わりに作業を進めてもらったり、時間になったら指定したタスクを動かしたり、としています。
そういう体験の入り口として、Museは便利だなと。
インスタグラムの予約投稿ができるらしい
自分はまだそこまで試せていないのですが、いろんな情報を見ていると、インスタグラムの投稿を予約投稿できた、という話をちらほら見かけます。
それなら、Facebookページも多分できるのかな、と。
個人のFacebookにできるかどうかは、ちょっとわからないです。
ここが、Museの良いところだと思っていて、
インスタグラムやFacebookに投稿する情報は、元からメタ社に渡すデータなんですよね。
なので、それをMuseで自動化するのは、メタ社の中で完結する話なので、便利に使える。
これは、XとGrok(グロック)の関係とよく似ているなと思います。
使う前に、必ずオフにする設定
ひとつ、使うときに絶対に必須の設定があります。
設定を開いて、データコントロールを開いて、「AIモデルの改善にご協力ください」のスイッチをオフにしておく。
画面の上のほうには「弊社はプライバシーを重視しています」と書いてあるのですが、
Muse本人に聞くとですね、渡したデータは、メタ社は中身が読める。
で、学習にも使える。
このスイッチをオフにするのは「その学習した結果を、他のユーザーに使わない」という意味でしかない、とのこと。
なので、基本的にはデータはメタ社に渡る、と思って使う必要があります。
そのうえで、スイッチオフは必須です。
いきなり、GmailとGoogleカレンダーの接続を勧められる
ここからは、うーんな点です。
まず、僕は個人的にFacebookは大好きなんですけれども、メタ社の姿勢といいますか、渡したデータの扱いについては、微妙だなと思うところもあるので、注意がいるなと思っています。
で、使い始めると、いきなりですね、「Googleカレンダーを接続してください」「Gmailを接続しましょう」と、ポンと出てくるんですよ。
いや、確かに、メールとカレンダーを接続すると、いろいろ向こうが自動でやってくれるのはわかるんです。
でも、いきなり個人情報をまるっと教えるのはどうなんだろう、と。
ちょっと怖いので、僕はやっていません。
メッセンジャーを全部読ませるのは、抵抗がある
メッセンジャーも、楽に接続できます。
ただ、メッセンジャーって、逆にかなり踏み込んだ個人情報をやり取りしていませんか。
僕はしています。
特に、2年ぐらい前からエンドツーエンドで暗号化されているので、逆にその暗号化を信頼していて、いろんな情報のやり取りに使っているんですよね。
それを、AIに全部読ませるのは、抵抗があります。
「エンドツーエンドで暗号化しているのに、Museが読めるってどうなの?」とMuseに聞いてみると、
途中で割り込んで暗号化したものを無理やり読む、とか、結局暗号化していない、ということではなくて、自分の端末で6桁のコードを使って復号している、その鍵を開ける端末がもう1台増えるようなものだと思ってくれ、と言うんです。
まあ、理屈はわかる。
わかるんですけど、やっぱり、ね。
本当は、仕事のやり取りはメッセンジャーが多いので、これをどうにかAIにつなげられないかなとは思っています。
ただ、やり取りしている情報は機密性が高いものもあるので、今のところ、そこは人力でやっています。
その方がいいかなと。
実は、Mac Studioを買ったのは、ここのため
話が少しそれますが、こっそり、このあたりをうまくやるためにMac Studioを購入した、というのもあります。
ローカルLLMでやれば、機密性の高い情報もMacの中だけで処理できる。
そして、機密性の高い部分はマスクしてから、Claude Codeのようなクラウドのエージェントに渡すことができる。
実はそこが、ひとつ目指しているところなんですよね。
まとめ
Museは、無料で24時間動くAIエージェントの入り口として、良いサービスだと思います。
ただ、「AIモデルの改善にご協力ください」のオフは必須です。
GmailやGoogleカレンダー、メッセンジャーの接続は、僕はしていません。
機密性の高いやり取りは、ローカルLLMで処理してからクラウドに渡す。
そっちを、Mac Studioで進めていこうと思います。







