ローカルPCにデータベースを準備します。
参考:XAMPPのMySQLを調整
1.MySQLのrootにパスワードを設定します。
XAMPP初期画面から、phpMyAdminをクリックし、phpMyAdminに入ります。
メニューの中”特権”を開きます。
・root@localhost
・[email protected]
以上、2つのパスワードを変更します。
ここでは仮に、 root / password とします。
2.phpMyAdminの設定を変更。
パスワード変更後、phpMyAdminへのログインができなくなるため、
ファイル C:\xampp\phpMyAdmin\config.inc.phpを編集します。
/* Authentication type and info */
$cfg[‘Servers’][$i][‘auth_type’] = ‘config’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘user’] = ‘root’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘password’] = ‘password‘;
$cfg[‘Servers’][$i][‘extension’] = ‘mysql’;
公開するサーバーでないので、phpMyAdmin管理画面に、
パスワード入力不要のrootユーザーにてログインする設定に
しています。(セキュリティ低いです。)
また、パスワードが異なる設定の場合は、
$cfg[‘Servers’][$i][‘password’] = ‘password‘;
の記述をパスワードにあわせて書き換えてください。
3.MySQLの文字コード設定をutf8に変更。
参考記事:phpMyAdmin 文字化け対応(XAMPP環境)
デフォルトではlatainになっているが日本語を扱えないため、
これをutf8に変更します。
XAMPP Windows版 1.7.7に同梱されているMySQL 5.5.16には、
設定ファイルのC:\xampp\mysql\bin\my.cnf ファイルが存在
しません。設定ファイルは、my.iniになります。
編集するファイルは、C:\xampp\mysql\bin\my.ini
以下の2行を、[mysqld]セッションに追加します。
[mysqld]
default-character-set=utf8
skip-character-set-client-handshake
my.iniを変更・保存後、MySQLを再起動します。
再起動後、コンソール(コマンドプロンプト)から以下の様に
入力し確認します。
cd \xampp\mysql\bin>
mysql -u root -ppassword
mysql> show variables like “char%”;
以下のように、メッセージが表示されれば、OKです。
+————————–+——————————–+
| Variable_name | Value |
+————————–+——————————–+
| character_set_client | utf8 |
| character_set_connection | utf8 |
| character_set_database | utf8 |
| character_set_filesystem | binary |
| character_set_results | utf8 |
| character_set_server | utf8 |
| character_set_system | utf8 |
| character_sets_dir | C:\xampp\mysql\share\charsets\ |
+————————–+——————————–+
8 rows in set (0.00 sec)
もう一つ、コマンドを入力します。
mysql> status;
mysql Ver 14.14 Distrib 5.5.16, for Win32 (x86)
Connection id: 2
Current database:
Current user: root@localhost
SSL: Not in use
Using delimiter: ;
Server version: 5.5.16 MySQL Community Server (GPL)
Protocol version: 10
Connection: localhost via TCP/IP
Server characterset: utf8
Db characterset: utf8
Client characterset: utf8
Conn. characterset: utf8
TCP port: 3306
Uptime: 7 min 3 secThreads: 1 Questions: 8 Slow queries: 0 Opens: 33 Flush tables: 1 Open tabl
es: 26 Queries per second avg: 0.018
文字コード周りがutf8になっていれば、文字コードの設定が完了です。
exit と入力して、mysqlコンソールを終了させます。
4.MySQLデータベースとユーザの作成
phpMyAdminにログインします。
“特権”を開きます。
“新しいユーザーを追加する“をクリックします。
(今回は、ローカルからのアクセスしやすさを考えて、
セキュリティ対策を考えていません!)
ここでのユーザー名・パスワードは、元のデータベースと
同じものにしておくと、後の作業が楽になります。
今回は、ユーザー名:test
パスワード:passwordにします。
ユーザ名:テキストフィールドの値を利用する。:test
ホスト:ローカル:localhost
パスワード:テキストフィールドの値を利用する。:password
もう一度パスワードを入力する:passwordパスワードを生成する は、クリック不要です。
ユーザー専用データベース
「同名のデータベースを作成してすべての特権を与える。」に
チェックを入れる。
「ユーザーを作成する」をクリックします。
ユーザー概略に、作成したtestのユーザー名が表示されます。
また、左のデータベース一覧にも、testデータベースが表示
されています。
以上で、ローカルのデータベースの準備は完了です。