2014年7月23日 水曜日 東京 渋谷から大阪へ青春18きっぷを使って、JRの普通・快速列車での約600キロ・10時間の旅記録その3です。
その1では、
朝6時に東京・渋谷ネットカフェを出発、静岡県 興津駅まで約3時間を書きました。
その2では、静岡県興津駅 発 浜松行きから2回の乗り換えを経て、名古屋駅に午後1時41分に到着するまでです。
あわせてご覧ください。
名古屋駅 5番・6番 ホームにてきしめんのお昼ご飯を楽しみ、東海道本線を離れて関西本線に乗り換えです。大垣行きを降りた5番・6番ホームから関西本線のホーム(12番)へ移動です。
12番ホーム、関西本線 14時6分 快速 亀山 行き、2両編成の約1時間の旅です。
関西本線は名古屋駅 から 亀山・奈良駅を経て大阪 JR難波駅までの路線です。名古屋-亀山間はJR東海、亀山-JR難波間がJR西日本の管轄、亀山 – 加茂間は非電化区間です。
15時9分 亀山駅に到着です。加茂行きは着いたホーム反対側の3番でした。15時14分に発車、5分の乗り換え時間です。スムーズな連絡ダイヤ。
ここで加茂行きに乗らずに、紀勢本線に乗れば新宮駅へ向かいます。マグロ!おいしいだろうなぁから、一瞬そっちへ行こうか?と思ったのは秘密です。去年(2013年)に18きっぷで大阪から日帰りで無計画にマグロと温泉を楽しんだので、我慢我慢。
ここからは1両編成 約1時間20分の乗車です。
亀山から加茂駅までは非電化区間、電車ではなく気動車(ディーゼル車)になります。ディーゼル車両に乗っていると”18きっぷだなぁ”と感じます。
キハ120系、JR西日本が平成になってから作られた車両で地方線向けの車両です。ワンマン運転中に運転士がホームと反対側のドアを開ける事故を防止するため、ホームを検知する超音波センサーが装備(ドア誤扱防止システム)されています。
どうして”キハ”なのか?は、その2に書いています。ぜひお読みください。
加太駅へ向かう風景。
車内にあった路線図(手ぷれ恐縮です)。シンプルです。
月ケ瀬口駅の景色。住所は京都府となる駅ですが、温泉と渓谷で有名な奈良県の月ヶ瀬への入り口になる駅です。
畑の風景。
木津川を見ながら走ります。
渓谷の中にある線路。
16時35分 加茂駅到着、ここで大和路快速 JR難波行きに乗り換えです。ここからは8両編成になります。大阪環状線でいつも乗っている車両なので、帰ってきたなぁとちょっぴり感じます。でもまだ、奈良です。
16時45分の大和路快速 JR難波 行きです。乗り換え時間は10分、同じホームでした。
奈良に近づき、佐保川を渡ります。
若草山が見えました。8月には、春日大社 中元万燈籠やなら燈花会があります。お盆ならではの行事、綺麗です。
2010年に高架となった奈良駅、ここで桜井線と分かれます。近鉄奈良駅とは約1キロ(バスで2つ停留所)離れており、連絡が不便なのが残念です。
「万葉まほろば線」と呼ばれている桜井線は、この奈良駅がスタートになります。
桜井線には、大神神社の最寄り駅である三輪駅があり、初詣の時期は臨時列車が多い路線です。
電車に揺られること約40分、17時24分 王寺駅に到着です。
朝6時46分に東京 渋谷を出発して、約10時間 奈良の王寺駅まで来ました。この大和路快速のままで、大阪のど真ん中 JR難波駅に到着できます。
今回は自宅のある八尾へ帰るため途中の柏原駅で降ります。柏原駅は大和路快速は通過してしまうので、王寺駅で乗り換えます。
18きっぷの乗り換えはこの駅で最後です。17時24分に到着して、同じホーム反対に止まっているこの駅がスタートになる普通列車 JR難波行きに乗り換えます。乗り継ぎ時間は2分、17時26分に発車です。
17時39分 柏原駅に到着。渋谷を出発して約11時間でした。駅名は”かしはら”でなく”かしわら”と読みます。
JRの東海道本線・福知山線にも柏原駅があり、東海道本線は「かしわばら」福知山線は「かいばら」と読みます。
ここでJRとはお別れになります。この駅で接続している近鉄電車は道明寺線です。目指すのは近鉄大阪線なので、18きっぷを見せて改札口を出ます。
後は、この柏原駅から歩いて5分で近鉄電車 堅下駅へ乗り換えです。18きっぷの旅はここでお終いです。