iPhoneの顔認証(Face ID)のために、マスクをズラす必要が無くなった。
2021年4月27日朝に、配信がスタートしたiOS 14.5 とwatchOS 7.4 の組み合わせで、マスクの顔でFaceIDが上手くOKにならないときに、Apple Watchを使ってロック解除できるようになった。
Apple Watch 3以降が必要なのが条件。
Watch連携 めっちゃいい
マスクをしたまま。今までと同じように、iPhoneのスリープを解除するために、指で画面を上にスワイプすると、FaceIDの画面に一瞬なるが、すぐさま、腕にセットしているWatchが軽く ココココッ と振動があり、すぐに iPhoneのロックが解除された。
連携するWatchは、Apple ID にて紐付けを行なっており、iPhoneの設定にある「Watchと連携する」のオプションをオンにするのみ。
めっちゃいい。素晴らしい。
Macで使えていた、Watch連携でのログインパスワード入力のパスと、同様だ。
いままで、マスクをしていたときは、マスクをずらすか、パスコードを入力するか、だった。
しかし、それらはまったく不要。
一つ残念(セキュリティ的には正しいかもしれない)なのが、このWatchとのFaceID連携は、iPhoneのスリープ解除のみ。
1PasswordやUFJ銀行などのアプリで試したところ、FaceIDが失敗となった。もっともアプリ側のアップデートで改善されるかも、なので、今後に期待もしている。
Watch連携を使うには
手順としては、3のステップが必要だ。
- iPhoneのiOSをアップデート
- Apple WatchのOSをアップデート
- iPhoneの設定を開いて、連携をONに
1と2のOSアップデートは、1時間から1時間半ぐらい時間が必要となる。アップデート中にiPhoneやWatchを持って外出するのは難しくなるので、時間に余裕があるときを狙いたい。
私の場合は、
1のiPhoneアップデートが、朝の7時19分から7時42分の約20分。
2のWatchのアップデートが、7時42分から8時30分までの約50分だった。
(iPhone 12Pro maxと、Watchシリーズ4)
8時45分に出かけるスケジュールだったので綱渡りだった。ドキドキしたので、みなさんにはオススメ出来ない。
OSアップデートだけでは、連携は行われず、iPhoneの設定アプリを開き、
FaceIDとパスコードの項目に入り、中程にある「APPLE WATCHでロック解除」をONにする。
(ONにしたとき、切り替わるのにしばらく待つことになる)
あとは、腕に着けているWatchがパスワード入力済みの状態であれば、素早く連携してくれる。
素晴らしいアップデートなので使ってみてほしい。