MINOLTA SRnew-7
MCロッコールPF58mmF1.4 – 5群6枚。最短撮影距離0.6m。
今振り返ると、SR-7とSRnew-7と前期モデルと後期モデルが
存在する事を知りました。露出計スイッチ操作をやっていたこと、
あやふやながらデザインの記憶から、使っていたのは、SRnew-7でした。
ミノルタSR-7(1962年(昭和37年)発売)
世界で初めてCdS素子使用の外光式露出計を内蔵した一眼レフカメラ。
露出計はシャッター速度に連動し、指針が指す絞り値に合わせることで
適正露出となる。
ミノルタニューSR-7(1965年(昭和40年)5月発売)
ミノルタSR-7の機能をそのままに、ベースとなるフレームを一新して
小型化を図ったモデル。
ウイキペディアより
参考:
SLR / MF CAMERA & LENS (SR Mount)
私が中学生の頃、天体写真を撮影するのに頻繁に使った。
電池要らずのメカニカルカメラなので、最適だった。
天体写真なので星を撮るわけで、その点光源に対して、画角全体の
描写力が優れていた。
ボディはずっしりと重く、メカニカル一眼レフカメラ、そのもの。
撮影前に、ASA(今でのISO感動)と、シャッタスピードを設定した
うえで、左手で押せる位置にあるスイッチで外部測光式CdS露出計を
作動させ、カメラ左上部にある絞りメーターの針が示す絞り値に、
レンズの絞り値を合わせて、適正露光量で撮影できるカメラだった。
今考えると、シャッタスピード優先?とも言えなくない。
MCロッコールPF58mmF1.4は、ロッコールの名前に相応しい。
素晴らしい描写力だった。個人的な記憶では、シャキッとしたNIKKOR、
ソフトな絵作りのcanon FDレンズ、と比べてRokkorは、線は
しっかり・色合い(光線具合)はソフトと、独特な描写だった。
通常の写真撮影でも、描写力は、とても良いレンズだった。
絞り開放付近のピントは浅く、使いこなす力量が必要だった。
基本はメカニカルマニュアルカメラ。カメラの基礎を学べた。
これは後々の大学写真部での活動で、大きな経験として生きた。
近年、マイクロフォーサーズマウントのマウントアダプターが
登場して、ロッコールが再び注目されてます!。